あらすじ
この一行はヒグマに食料と認定された…!
絶望的状況で山を往く一行だが、その山もまた異常な自然現象が続き、やがて起きる破滅の予感が更に強まる…!
増え続けるヒグマの犠牲者と極限の緊張で人々は内面からも壊れてゆくーー。
熊、山、人。その全てが脅威となる。大混沌の凄絶ヒグマパニック、待望の第3巻!!
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Posted by ブクログ
奥谷通教『ヒグマグマ 3』日本文芸社。
増田俊也の原作『シャトゥーン 〜ヒグマの森〜』の作画で知られる奥谷通教による新たなるヒグマ漫画の第3巻。
体長4メートル、体重950キロの巨大ヒグマは何時の間にか体重5メートルに変わっていた。時速90キロで走行する車に追い付く脚力、車のボディをあっさり破壊する腕力。全てがモンスター級だ。次々と人間が損壊され、血飛沫が飛び散る過激な描写が連続する。
東京のテレビ局のクルーと同行する大学教授、教授の知人の女性ハンターの一行は巨大ヒグマに襲われ、女性タレント、筋肉マッチョ芸人が犠牲となる。大学教授の指揮の元、逃げ込んだ大学の山小屋を捨て、採掘場跡地を目指す。
一方、東京のテレビ局のクルーとの連絡が途絶えたことから、札幌支局から2人のADがクルーを探しに知床に入る。しかし、たちまち、そこに現れた巨大ヒグマの餌食となる。
なんとか採掘場跡地に辿り着いたテレビ局の一行だったが、そこに待ち構えていたのは……
定価847円
★★★★