あらすじ
北海道でとらえられた、あまりにも巨大なヒグマの影。
その真実を探るべくテレビクルーと大学教授は目撃地帯の山に足を踏み入れるが…!?
そこで目にしたのは、凶暴な野性の圧倒的蹂躙——!!
令和史上最悪の獣害事件発生、超巨熊列島震撼。凄絶ヒグマ暴虐物語、開幕!!
感情タグBEST3
良作です。
獣害、とくに熊の作品は注視しています。
古くは洋画「グリズリー」からですね。
最近でもアマゾンプライム待ちした「コカインベア」面白かったです。
三毛別と福岡ワンゲルを知ったのが始まりでした。
怖さを知る事は必要と考えて生きているいます。
次巻を心待ちにしております。
最近、熊害報道が多いせいか、つい読んでしまった…
怖い、怖すぎる
作者さんの画力がある上に展開が容赦ないので、もうね…性格に問題がある人から死んでいくとか、自分の出世欲優先のキャラとかこの手のモンスターパニックのお約束はきっちり守りつつも、一部キャラの設定特にヒロイン(?)の秋辺楓にはなにやら秘密がありそうだったりしていちおうストーリー的なものはあるようだがもうそんなことはどうでもいいくらい熊シーンが怖い
クマー!!怖すぎる
続き読みたいけど読みたくないという複雑な感想になってしまいました。
Posted by ブクログ
奥谷通教『ヒグマグマ 1』日本文芸社。
増田俊也の原作『シャトゥーン 〜ヒグマの森〜』の作画で知られる奥谷通教による新たなるヒグマ漫画の第1巻。
第1巻は『シャトゥーン』を遥かに超える巨大ヒグマが引き起こす令和史上最悪の獣害事件開幕といったところだろうか。
本州でもツキノワグマの出没が相次ぎ、自分の住む地域では無縁かと思っていたら、今日たまたま行ったホームセンターにマジな熊撃退スプレーが置いてあり、少しは気にしておいた方が良いかなと思った。北海道ではツキノワグマより遥かに巨大で凶暴なヒグマが市街地でも目撃されている。そんなタイミングでヒグマ物の漫画が刊行されたら、見過ごす訳にはいかないだろう。
本作には、体長4メートル、体重は950キロととても信じられないサイズのヒグマが登場する。数年前に殺処分された肥満気味の巨大ヒグマでも500キロだったと思う。作中では大学教授が何故そんなに巨大なヒグマが北海道に存在するのかなど裏付けする説明もあり、しっかりとリアリティを感じさせてくれる。
北海道の知床半島で起きた密猟者2人が被害に遭ったヒグマによる獣害事件。警察は体重350キロのヒグマを殺処分したことで事件を終結させる。
しかし、密猟者のカメラに収められた写真からヒグマは体長4メートル、体重は950キロと推定された。その真実を伝えるべくテレビ局が地元の大学教授の協力により、目的の山岳地帯に足を踏み入れる。
定価814円
★★★★
B級モンスターパニック
まさに「B級モンスターパニック映画」的作品。
まず、絵のレベルが低い。
次いで、巨大クマの設定がありえない。
(カムチャッカオオヒグマの存在は証明されておらず、大きさも明確ではない)
そして何より、「いかにも」的な登場人物たち。
もう、登場時から「やられてください」とわかる人たちと、「これは最後まで生き残るんだろうな」と思われる人たち。
もう、何から何までB級モンスターパニック映画のノリ。
「そこが良い」と食いつく人もいるだろうし、個人的にもこれが映像作品なら飛びついただろうけど(「アナコンダ」とか大好き)、マンガで見るとちょっとウソくさすぎるかな。
安っぽさ上等、こういうのが好き、という人にはいいと思う。