あらすじ
人智を越えた超巨大ヒグマは実在した…!
安易な気持ちで森に入ったテレビクルー一行は、一人また一人と森の怪物の餌食となる…。
助け支え合わねばならない極限状態でも、お互いを疑い信じ切れない愚かな人間の性。
そしてそれを全て飲み込む、ヒグマの圧倒的獣性…!!
生き残るのは人か、熊か、それともーー。
大反響!凄絶ヒグマパニック、怒涛の第2巻!!
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Posted by ブクログ
奥谷通教『ヒグマグマ 2』日本文芸社。
増田俊也の原作『シャトゥーン 〜ヒグマの森〜』の作画で知られる奥谷通教による新たなるヒグマ漫画の第2巻。
体長4メートル、体重950キロの巨大ヒグマは何時の間にか体重5メートルに変わっていた。通常のヒグマより巨大なヒグマの正体は絶滅したはずのカムチャツカオオヒグマと推測されるが、その正体は……
スプラッター・怪物ヒグマ漫画と言って良いだろうというくらい過激な描写が連続する。
密猟者を襲った巨大ヒグマの実体に迫るべく東京のテレビ局がタレントを引き連れ、北海道の知床半島に入り込む。前巻では女性タレントが巨大ヒグマに襲われ、今巻ではさらに筋肉マッチョ系タレントが餌食となる。
テレビ局のクルーに同行した大学教授と大学教授の知り合いの女性ハンターが何やら巨大ヒグマの秘密を握っているようだ。
確か『シャトゥーン 〜ヒグマの森〜』では主人公の兄妹が研究のために飼育していたヒグマが人喰ヒグマとなったが、まさか二番煎じは無いだろうな。
定価814円
★★★★