あらすじ
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愛され続けて6万部突破!
ロングセラー『月とコーヒー』
6年ぶりとなる待望の第2集!
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2019目の刊行以来、単行本で愛され続け、
異例のロングセラーとなっている
『月とコーヒー』。
人気作家が腕によりをかけて紡いだ
とっておきの小さな物語たち。
待望の第2集ができあがりました。
◎火星が最も地球に近づいた夜の小さな奇跡
◎〈まっくら都市〉で〈こころ〉を探すモグラの冒険
◎駄目なロボットによる素晴らしいオーケストラ
◎〈トカゲ式ゴム印〉と世界の果ての地球儀屋
◎夜を青く塗り替える、〈貴婦人〉という名の石炭
◎空を飛べなかった男と、ほろ苦いビター・チョコレート
◎〈白紙屋〉の白い手袋と三人の年老いた泥棒
今夜は少し遠いところへ
出かけてみませんか。
世界の片隅に生きる
ささやかで優しい
誰かと誰かのお話を
あなたにお届けします。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
大好きな月とコーヒーの第2集
夜寝る前に少しずつ読む
不思議な浮遊感があって夜に溶け込むような24の小話
話の終わりがいい。心地良い余韻に浸れる。贅沢な時間だった
終わってしまったのが寂しい
Posted by ブクログ
大好きなこのシリーズ。今回も楽しませてもらいました。
どの短篇も結論までは書かれていないのですが、読後の余韻がとてもいいのです。この後のストーリーの想像を掻き立てられる物が多く、新しい読書の楽しみ方を知ることができました。
そして、最後の2,3篇で伏線回収ではないですが、いろんな他の短篇につながり、最初の短篇に戻る構成も見事でした。
個人的には『白い手袋と三人の泥棒』が良かったです。
Posted by ブクログ
いい意味で、まさかという感じで六年ぶりに発刊された『月とコーヒー』の続編。吉田さんが紡ぐ24の短編集。続けて二冊読めた幸せを味わいました。
色々な月とコーヒーが、さりげなく物語を彩っていました。デミタス(小さなカップに入った贅沢なコーヒー)のような短編集でした。「きれいに磨いてポケットにしまっておきたい言葉」も、星のように散らばっていました。
一日一話読むのがいいとわかっていたのに、ついついページをめくって読んでしまいました。
最後の【三日月とコーヒー】を読んだあとに、また始めの【苦いコーヒー】から読みたくなってしまう本でした。
頭の中で、映像にして見るように読むのがふさわしい物語たちと過ごす時間は、とても楽しかったです。読後、『月とコーヒー』とこの本を二冊並べました。それだけでいい気分になれました。三冊目を並べられる日が、待ち遠しいです。
Posted by ブクログ
「ココは生きているでしょう?生きているってことは、ココのまわりでいろんなものが動いているってことなの。ココもね、いろんなものと一緒に動いてる。みんな動いているのよ。その動いているものを感じて、感じるままを曲にしたらいい。どう?いま、ココは何を感じてる?」「空にある細い細い月と胸の中にある心細い気持ちは、すごく似てるって思います」「それよ」
Posted by ブクログ
前作の月とコーヒーを読んでから、この人の他の話をいくつか読んでみて、そして今回のこのデミタス。やっぱりこの人はこの話だな。前回の月とコーヒーは登場人物の名前の付け方が独特だったことを憶えているのだけれど、今回はそれは特にない。でも、作者のいう世の中の隅に生きているという人たちと、違った世界を見ているようでいて、なんか分かるなそれというような話を読み継いでいくと、次の月とコーヒーがまた出るんだそうだ。
楽しみだな。
Posted by ブクログ
短編集なのでコーヒーを飲みながらゆっくり読みたい一冊です。
ゆったりのんびりとした気分で読める本でした。
太陽とパンではなく月とコーヒーを書きたい。
そんな作者の静かな優しさを感じました。
Posted by ブクログ
夜、寝る前に読む。この本はそれがぴったり。うまく寝られる。退屈だからではない。一話一話楽しみながら眠くなる。そんな稀有な役割を持つ。大好物です。
Posted by ブクログ
起きたときに名残惜しくなるような、心地いい夢を何回も見たような気持ちになった。
奇妙で、ふしぎとあたたかいような気分になるのはいい香りがするコーヒーを飲んだときの感動と同じ。
続編みたいだけど、これだけでも十分楽しめた。一作目も読んでみようかな。
こういう短いお話を読むのは長編を読むのとはちがった幸福感がある。
ちょっといい一口サイズのお菓子を人からもらったときみたいな。
Posted by ブクログ
大好きな吉田篤弘さんの
大好きな「月とコーヒー」シリーズ
「デミタス」
フランス語で小さなカップと、言う意味
また、素敵な世界で素敵な時を過ごせました
今、訳あってコーヒーは飲めないけど
コーヒーの香りに包まれるのは大好きで
毎日でも喫茶店で本を読みたい
吉田さんの物語の中の街は
いつも石の街のイメージ
石の階段、坂道、石の家々
頭の中では、ヨーロッパのレンガ作りの街や、
地中海の島のまっしろな街をイメージすることが多いけれど
この本を読んでいる途中に
何気なくみた映像
マチュピチュの街がなぜかぴたっと
当てはまってしまった
マチュピチュとその周辺の人々の暮らし
服装、色あい
頭の中で崩れた石がどんどん積み重なって
街ができ、店や、喫茶店ができ、オーケストラが
音を奏でる
無性にペルーに行きたくなった
吉田様の本を抱えて!
Posted by ブクログ
読み慣れたのもあってかこちらの方が楽しめた。
特に「1125」が、偶然亡母の誕生日というのも相まって沁みた。
「駄目なロボットのオーケストラ」「名前のない仔犬」も好き。
Posted by ブクログ
副題として添えられた、フランス語のdemi tasteの通り「もう少し読みたい」と思うような作品の集まりであっという間に読み切った。
初めの方は「えっここでおしまい?」って驚くこともあったけど気づいたら読み進めてしまっていて、そして最後に一つのお話に集約されてくる感じがたまらなかった。
一つ一つのお話は短くてメッセージ性も薄いように思えて実はいろんな解釈ができちゃうところがまた想像が膨らんで良いなぁって思った。
うん、どの話も好き。
Posted by ブクログ
「自分のことになると、ひとつも答えが分からないんだ」
demi tasseって言うだけあって
もう少し読みたいって気持ちで終われる心地良さ
まさに手のひらにちょうどおさまるカップそのもの
私の好きなお話は「1125」
Posted by ブクログ
続編。
ちょっと気になってしまうようなコーヒーを織り混ぜた話がたくさん有る。
不思議な気分になる。
ファンタジーのような…
夜にふんわり読むといい感じですね。
Posted by ブクログ
共感出来そうで出来ない自分が知らない世界に入り込める話集。
けど、登場人物が個性的で面白い。
1125は登場人物の子供だった心が大人になって暖かい気持ちになった。
Posted by ブクログ
デミタス=小さなカップ。小さなカップで少量のコーヒーを味わうように、短いお話をひとつひとつ味わうような。もう少し読んでいたいな、と思うところで終わってしまう長さだけどこれはこれで余韻があって良かった。『苦いコーヒー』と『ひとり芝居』が好きだった
Posted by ブクログ
Qの話が特によかった。
ユニークな話ばかりで、1話が短いので息抜きにちょうど良い。
前作の「月とコーヒー」に比べて装丁の色が濃い目になっているのと、凹凸が深め・艶感がプラスされていて「デミタス」を感じさせるのも著者(奥様も)のこだわりを感じて良かった。
Posted by ブクログ
だいぶ前に買って、眠る前に本棚から取り出しては1日1話、また戻して、ときには何週間も間をあけて…のんびり読みました。
何ヶ月もかけて、しかも読んだあとはそのままおやすみ。最後のページにたどり着いた今、正直さいしょの方が思い出せません笑 いつか、おもむろに2周目に入ろうと思います。
ひとつひとつの穏やかでちょっと不思議な世界は健在。俳優、劇団、楽団、音楽家、そしてサーカス。つくる、演じる人たちのお話が多かったなあ…という印象。
レビュー用に慌てて読み直すものでもないと思うので、思い出せる範疇でいうと、百貨店の地球儀屋さんのお話、あと、音楽家と賢者が仲良くなるお話、椅子のお話…が好きでした。
そして、さりげなく書かれたひとこと、一作目で好きだった「カマンザの朝食」が映画化されているというくだりにテンションが上がりました。えっ、私も観たい、それ。
Posted by ブクログ
月とコーヒーを読み終えて直ぐに読み始めたら、中弛みしてしまったけれど、読み終えてみると、
たまに、終わったはずの物語がふっと戻ってくることもあって、続けて読んで良かったかも。
モグラ、ひとり芝居が、今の私には響いたかな。
Posted by ブクログ
月とコーヒーが必ず出てくる24の短編集。
シリーズ第2弾。デミタス。いい。
1話1話、とても短い。
「それから?」と続きが気になる終わり方だったりと、まさに小さな一杯。まさにデミタス。いい。
でも、物足りないのではなく、「余白」なのです。「余韻」と言ってもいいかもしれません。
読後、ぼぉ〜っとしたくなる。
そして、著者の作品はセリフがよいのです。
引用をひとつ
「世界をよく見て、何かを見つけたりすることは、とてもいいことだと思う。でもね、本当にうれしいのは、気づくってことなんだよ。だって、『見つけた』ものは自分の外にあるけれど、『気づいた』ものは自分の中にあるってことだろう?」彼はまた、こんなことも言いました。
「同じことを繰り返すのは気持ちのいいことだ。快楽とは反復のことに他ならない。
たとえば、毎日、この同じ席で同じコーヒーを飲みつづけるとかね」
彼の考えにはおおむね同意できました。
*
引用したセリフのある「ひとつの椅子」がよかったです。
この後、主人公は、いろんな椅子に座るために旅に出ます。椅子から見えるいろんな景色、人生が…。どんな椅子に…誰と座るか…。
全ての作品に月とコーヒー。
そして、小さな宝箱を感じます。
小さな宝箱の中には、心が落ち着くなにかが入っている。
吉田ワールドに住みたいと思うのでした。
あとがきに、一作目の「月とコーヒー」のあとがきの引用があり、やっぱり素敵だと思うのでした。
「太陽とパン」は生きるのに必要だけれども、「月とコーヒー」がない人生はつまらない。
コーヒーのように何度も味わいたい作品。
何度も帰ってきたい世界なのでした。
Posted by ブクログ
「ひとり芝居」という話が良かった。
カノンが、
「世界は私を嫌っている。不公平にできている」
と、嘆いていると、
「そういうときはね」
「お湯をわかすの」
「いい?そしてゆっくりコーヒーでも淹れて飲みなさい」
と姉のアドバイス。
カノンは気づく
「何を急いでいたのでしょう?」
「うまくいっていなかったのは、何もかもを性急に粗雑にこなしていたから」
このほか、気持ちが弱っている時に優しく投げかけてくれる姉の言葉が良かった。
「月とコーヒー デミタス」は「月とコーヒー」の2作目。
「月とコーヒー」の3作目も書き始めているそうなので楽しみです。
あと、「中庭のオレンジ」も「月とコーヒー」と同じスタイルで書いたそうなので、読みたいと思います。
「月とコーヒー」は、どの話も15ページ程で、そのあたりになると突然話が終わります。
ところが、読み進めていると続きの話が出てきたり、以前の話に出てきた人が同じ場面を別の視点から見ていたり。
一つの話はきちんと終わっていないのだけれど、またどこかで物語が続いているという短編集になっている。
だから、最初から順番に読まないといけない。
そして実はいつまでも終わりのない物語となっている。
本書では、最後の「三日月とコーヒー」というタイトルが気になっていました。
この「三日月とコーヒー」に、いきなりカノンが出てきて、「ひとり芝居」の18年後の話でした。
三作目の「月とコーヒー」に続きの物語が出てくるのでしょうか?
早くて1年後くらいでしょうから、その時には前の話を忘れていそうです。
Posted by ブクログ
そうそう、この感じ。
前作の「月とコーヒー」同様、小説なのに絵本を読んでいるような気分にさせる。
静かで優しく、語りかけてくるような作風がとても良い。
上手く説明できないけど読めばこの掌編集の良さが分かると思う。
それに、副題の“デミタス”も絶妙。
確かにこの短さでしか味わえないものがある。
『名前のない仔犬』と『1125』が好きだったな。
第三集も楽しみにしています。
Posted by ブクログ
幻想ショートショート第二弾。
どの章にも、月とコーヒーが何らかのかたちで散りばめられています。
月もコーヒーも、存在と、纏う雰囲気だけで絵になる。でも主役ではありません。
『今回は、「デミタス」とサブタイトルをつけてみました。デミタスの語源はフランス語の demi tasse(小さなカップ)で、小さなカップでほんの少しだけ味わっていただく、そんなお話を書きました。少量ではありますが、一杯一杯がそれぞれの味わいをもたらしてくれるものでありますように、と念じながら書いたのです。』(p.330 あとがき)
Wikipediaで調べたら
『旨味成分が多いとされる70-80cc部分のもののみを使用したのがデミタスコーヒーと言われる。通常のコーヒーの約4倍の濃さがあり、「コーヒーの玉露」とも評される』
とありました。
だからでしょうか。私の感覚でも、「輪郭の淡いほの甘いおやつ」のような前作に比べ、今作は、どの物語もくっきり濃いめに感じました。
え、終わっちゃうの?あ…もしかして続いてる?といった浅い眠りを漂っているようなふんわりとした世界観は前作同様ですが、なんだか、ちょっと教訓めいたものも感じた「デミタス」でした。
第三弾も出てるらしい。読む。
Posted by ブクログ
「月とコーヒー」二作目。あいかわらず優しくて不思議で少しSF風味な、静かな短編集。
こちらは1作目より終わり方がほんの少しわかりやすくなっている気がする。かけがえのなさを予感させる出会いの直後や、決断を前に終わってしまう話が多い。余韻があって、これはこれで良いんだけれど…。
あと、短編同士でつながっている話が増えた。最後の話で色々な短編をつなげる構成になっているのが面白いと思った。
収録されている中では、ゴム印画家が地球儀を求めて百貨店を訪れる「地球儀の回る夜」、島流しになった囚人の話「パラダイスの二人」が好き。でも、1作目の方が好みだったかな。食いしん坊だから、食べ物の話が多い方が好きなのだ(笑)。
Posted by ブクログ
『月とコーヒー』の続編で、短いお話が24篇収録されています。
吉田さんの小説はいつも寝る前に読むようにしていたのですが、今回は入院中に持ち込み、術後のリハビリの合間に1話読んだらとにかく歩いてみようと思い立ち、実行してみたところ、とても効果的でした。
どれも静かなお話なので、とても静かで落ち着いた気持ちになれて、とても良かったです。
第3弾の執筆も始まっているとのこと。次も楽しみです。
Posted by ブクログ
短編集で、繋がっている?と思いきや
繋がってないな?となりながら、
結果少しずつ破片がつながっていた
また読んでもコーヒーのように深く味わえる作品
Posted by ブクログ
静かで穏やかな短編24編。
著者ならではの空想上の世界、無国籍な雰囲気が楽しめる。
絵本を読んでいるような不思議な感覚になる。
寝る前に1、2編読むと落ち着き眠たくなってゆく。
慌しい毎日に一時の安らぎを与えてくれる。
良い出会い。
Posted by ブクログ
小作品24個の物語
美味しい香り高いコーヒー
そして月
一番印象に残ったのは
駄目なロボットオーケストラ
魂と完璧な音
完璧なんて面白くない
不協和音があって素晴らしい
音楽が完成するんだから