【感想・ネタバレ】桜嵐恋絵巻 半分の秘めごとのレビュー

あらすじ

後宮に現れた美僧が凶事を予言!?

左大臣の息子である雅遠。右大臣派の父を持つ詞子。政敵同士の家柄ゆえに、自分たちの仲を明かすことができないふたりだが、密かに、そして静かに恋を育てている。しかし、詞子が憂慮するのは家のことだけではなかった。呪いを持つ鬼の姫と呼ばれている自分との関係が知られたら、雅遠の評判に傷がつくかもしれない……。
ある日、偶然手にした手紙に、後宮に現れた有髪の美しい僧が凶事を予言したと記されているのを見つけた詞子。その美僧は実家である二条の屋敷にも現れ、妹の艶子が占いを依頼したという。見目のよさも相まって女房たちの間でたいそう話題となっている美僧は、次第に後宮を騒がせるように。だが、その目的はわからず、怪しんだ雅遠は調査をはじめる。
そんな中、雅遠に縁談が持ち上がる。結婚話を強引に進めようとする母親に、詞子とのことを隠したまま抵抗しようとする雅遠だが……。
平安貴族たちの許されぬ恋を描く人気シリーズ第四弾。書き下ろし「柑子と狩衣」収録。

※この作品はルルル文庫『桜嵐恋絵巻 火の行方』 の加筆改稿版となります。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

雅遠に断り切れない縁談がと聞き、ハラハラしたのも束の間、何やら雲行きが予想外の方向に。
雅遠さま、作中のキャラが言うように運が強いのかも。
図らずも希望していた土地もゲットできそうだし、結婚へまた一歩近づけたのかも。

一方で詞子サイド。
まさか妹に真実を打ち明けるとは。
彼女がどこまで信じたかは分からないが、態度が変わったし、これが今後の布石になってくれるといいなと思う。

書き下ろしがまさかの人選で驚いた。
今回地味に活躍したもんな、彼(地味に言うな)
彼も今後今以上に主役カップルの助けになってくれることを期待して。

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2024年12月26日

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