【感想・ネタバレ】心霊探偵八雲2 完全版 魂をつなぐもののレビュー

あらすじ

すべて見直し、すべてを改稿した、まさに完全版第二弾!

累計750万部突破!心霊探偵八雲シリーズを楽しむなら、今。
赤い左眼を持ち、死者の魂を視ることができる青年。
その名は斉藤八雲。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

前巻と違って1巻でひとつの話。
間違った感情で間違った行動を起こしてしまった人の悲しいお話。でもその裏には、八雲の父が。
これから、どういう風にかかわってくるのか。

あと、八雲が、ぶっきらぼうにはしつつも、晴香を大事に思っている事がわかるところが多かった。
晴香とお母さんも、やっと何年もかかったけれど、綾香の話ができてよかった。綾香の魂は、これからも晴香を守ってくれるんだろうな。
初登場の石井も、はじめはめんどくさそうな人だなと思ったけれど、最後役目をやり通したのは成長を感じた。

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2025年03月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

石井さんに真琴さん、そして赤目の彼など、今後レギュラーになるキャラも登場して「八雲」シリーズが本格的に始まったなあと改めて感じた2巻。
そしてここでも名前だけは出てくる御子柴先生よ。
今後本編に絡む改変はあるのだろうか。

幽霊に憑依された真琴さんを救う話と連続少女殺人事件が絡み合う話。
1巻に出てきた彼がまさかこんなことになろうとは。
事件自体が二段構え、いや三段構えか、最後まで気の抜けない構造で(不謹慎かもしれないが)面白かった。
晴香ちゃんがピンチに陥るのは初期からデフォルトだなあとしみじみ思いながら。

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2025年01月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

完全版第二弾。
今回は一つの事件かと思いきや、また別にあって…という展開。
晴香ちゃんは今回ほんと大変な思いをしている。怖いなぁ…。
死んだものの魂とか色々考えてしまう。

八雲の父が現れたり、まだまだ謎が深まる…

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2025年01月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

完全版心霊探偵シリーズ2作目!
いやー、今作も面白かった。途中で犯人はこの人では…?と思ったら当たっていたので後半はそうだよね、そうだよねと思っていたからか、読み終わるのが早かった。

今作はタイトルにある通り『魂』のお話。交通事故現場に偶然居合わせた土方真琴。彼女は轢かれた被害者に駆け寄り声をかけた。そして…亡くなった彼、安藤聖に取り憑かれてしまった。過去のトラウマから『死』に異常なほどの恐怖心をもっていた安藤は近くにいた真琴に取り憑いてしまったのだった。
同時に若い中学生の少女が行方不明になり、後日遺体が発見されるという事件が発生していた。一見繋がりのないこの二つの事件がうまく絡み合うのが流石!神永先生!!と言う感じ。

1件目の事件の被害者は木下亜矢香。続いて同様の手口で事件が起きる。
八雲、刑事の後藤たちは取り憑いて真琴の除霊を行う。その中で、連続誘拐殺人の犯人が安藤であることが判明。犯人の安藤は交通事故で亡くなってしまったが、取り憑いていた安藤の魂も無事に成仏?させることができた。これで事件は解決…かと思いきや、3件目の誘拐殺人が起きた。犯人は死んだはずなのに何故…?ここから本当の事件が始まる。
その犯人は、1件目の事件の被害者、木下亜矢香の父親だった。彼は医師だったが、娘を生き返らせたい一心で亜矢香の魂の器として適合する少女を探していた。そんな恐ろしい考えを唆したのは八雲と同様に赤い眼をした男。どうやら八雲の父親らしい。次作からどんどん絡んでくるのかなー。

というか、神永先生の作品の女性たちは危険な目に合いすぎじゃないですかね。もうちょっと行動するときは気をつけてー!とは言いつつ、あぶなーい!というギリギリのところで主人公がヒーローのように助けに来てくれるので、それはそれで良いですよね。
今作は親が子供を思う強い気持ちを感じた。子どもを殺した犯人を殺してやりたいというより、生き返らせたいという思いがこんなに強いのかと思った。次作も楽しみです。

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2024年08月29日

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