あらすじ
「生きづらさ」は解消できる。
大人気の精神科医が教える、新時代の「生き方」の正解。
十代にとっては「“人生”というゲームの完全攻略本」、
十代の子をもつ親には「我が子の取扱説明書」。
アフターコロナとAI時代に対応した、最新版にして決定版!
人生の成功法則は、たったの3ステップ!
装備を整え(整え)、仲間を集め(つながり)、冒険に出よう(行動する)。
そのときどきに必要な7つの武器を磨けば、「生きる力」は強化されます!!
◎第1の武器……整える力
心と身体が整っていないから「生きづらい」
◎第2の武器……レジリエンス
19歳までに100回失敗しろ!
◎第3の武器……コントロール力
自分にルールを課してブレーキを踏め!
◎第4の武器……つながる力
相談し、頼り、任せれば、人生はうまくいく
◎第5の武器……読解力
言葉を磨け! AIは言葉で動く
◎第6の武器……好奇心
冒険こそが成功への最短の近道
◎第7の武器……アウトプット力
現実を変え、10倍速で自己成長する
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
今の若者はコロナ禍という逆境を経験している。
この逆境経験をプラスに変えて人生を良い方向に変換させるには、「7つの武器」が必要であるという内容。
7つの武器
①整える
②レジリエンス
③コントロール
④つながる
⑤読解力
⑥好奇心
⑦アウトプット力
この7つの武器は『アウトプット大全』でも言われていた
「アウトプットのサイクル」の話に通じるものがある。
本書を読んだ感想は、今までの樺沢紫苑さんの本の総集編。他の著書を読んでいれば読んだことがある内容、だけどよくまとまっているなと思う。初めて読む人はこの本から読み始めて、気になる部分を他の著書で補足する読み方が良いと思います。
「19才まで」とあるが大人でも読める本。むしろ読みやすく書かれているので入門書としてピッタリ
Posted by ブクログ
【印象に残ったところ】
・睡眠不足が心身の不調を引き起こす。7~8時間の睡眠が必要。
・失敗はフィードバックすることで経験になる。レジリエンスが鍛えられる。
・「悩み」とは、何をしていいか分からず、前に進めず、苦しんでいる状態。何かトラブルを抱えていても、やるべきこと(TODO)が明確であれば、それは悩みではない。
・インプット→アウトプット→フィードバックのアウトプット・サイクルを回すことで自己成長できる。人生を変えられる。
・インプットとアウトプットの理想比率は、インプット:アウトプット=3:7
・本当にやりたいことがあるなら、小さく始めてもいいから、さっさとやればいい。誰に反対されようと自分の人生なのだから、自分で考え、自分で決断し、自分で行動すべき。
【やってみること】
・睡眠アプリを導入。睡眠時間を記録する。
・過去の失敗に対してフィードバックしてみる。恥ずかしい過去の失敗ではなく、貴重な過去の経験としたい。
・「悩み」は素早く「TODO」へ変換する。人に相談する、ネットで検索する、本で調べる等の方法を活用する。
・本を読んだら感想を書く。
・やりたいと思うことはやってみる。大きなことは、小さなことにスケールダウンしてやってみる。
Posted by ブクログ
【1. 人生はRPGだと実感した】
・スキル=武器として考える発想がわかりやすかった
・自分に足りないものが見えてきた
【2. 「失敗=経験値」という視点に救われた】
・「19歳までに100回失敗しろ」が強く印象に残った
・失敗を避けていた自分の考え方が少し変わった
【3. 「整える力」がすべての土台だった】
・睡眠、運動、食事の重要性に改めて気づかされた
・学ぶ前にまず生活習慣を見直すべきだと実感した
【4. アウトプットの大切さに気づいた】
・インプットだけで終わらせていたことを反省
・話す、書く、行動に移すことの価値がよくわかった
【5. 学校では教わらない「武器」が学べる】
・読解力や好奇心など、これからの時代に必要な力に焦点が当たっていた
・地味だけど本質的な力として納得できた
【全体の印象】
・10代向けだが、大人でも十分に学びがある内容だった
・平易な文章と構成で読みやすく、図や比喩も多かった
・タイトルにある「19歳までに」に焦らされることはなく、「今からでも間に合う」という前向きなメッセージが感じられた
【まとめ】
何をどう身につけるか、その順番まで示されていて実践しやすかった。
静かだが力強い一冊。若いうちに出会いたかったが、大人が読んでも遅くはない。