【感想・ネタバレ】オルクセン王国史~野蛮なオークの国は、如何にして平和なエルフの国を焼き払うに至ったか~(ノヴァコミックス)1のレビュー

あらすじ

「銃と魔法」の時代。
「平和な」美しいエルフの国で白エルフからの虐殺にあったダークエルフ族氏族長、ディネルース。
逃亡の果てに斃(たお)れそうになった彼女を助けたのは…
「野蛮な」オーク族を筆頭に多数の魔種族を擁する連合国家オルクセンの王・グスタフ。
復讐を果たした暁には「私は貴方に我が命を捧げよう」ーーディネルースの苛烈な決意にグスタフは…。
ーーふたりの運命の出逢いが大きく歴史を動かしていく!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

漫画やラノベは新規に着手したくないのだが、TLにやたらと流れてくるので読んでみる気になった。無料公開中の電書一巻二巻には「ページをスクショして感想を投稿してね」的なことが書かれており、公式が感想という名の宣伝を許可するのは良い方法なのではないかと感じる。

そんな感想が第一というのもなんなのだが。
本作品に感じる根っこは『まおゆう』であろうか。あれは電子掲示板発ながら、読み物の世界を変えた。
別な根っこは仮想戦記物であろうか。こちらは詳しくないのでさもあろうというところ。第一次世界大戦モチーフというのも、縁遠いながら界隈で人気であるらしいことは察している。その意味では『幼女戦記』も根っこであろう。
「モンスターだって生きてるんだ!」というモチーフには『モンスター誕生』『モンスターの逆襲』『ラスト・ハルマゲドン』を思い出させるが、昨今はこのあたりの多様性があたりまえになっているので根っこがどこにあるのかは不明である。

二巻まで読んでサブタイトルを回収する気配すら見えないので、続きを読むべきか迷う。

冒頭で漫画やラノベを新規に着手したくないと述べた理由は、あまりにも続きが出ない世の中に絶望したためである。読み手の寿命までに完結しないと思える作品が幾つもある。もう増やしたくない。亡者として第二の生?を得るのはむしろ本望だが、妄念の源が未完の創作物というのはちょっとアレだ。

この物語も長そうで、ゆえに着手がためらわれる。面白いから、余計に。

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2025年11月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白いファンタジーと聞いて読んでみた。
確かに軍事物で所謂なんちゃってファンタジーより
きちんとしている感じはあるが
設定はもりもりに見えて種族の描写などが
表層に過ぎず薄く感じる。
漫画化にあたって端折っているということなのか。

エルフが尖った耳、オークが豚というテンプレートな描き方なのに
他の種族の描き方は急にオリジナルだったりで引っかかる。

なろう系?小説の漫画化なのだろうか。
サブタイトルの付け方があまり好きではない。
この類のものに多いが、普通の日本語なのに欄外に
※でわざわざ言葉の意味を付すのはなんなのだろう。
低年齢層向けなのだろうか。
その割に「打ちのめさせられる」という言葉遣いも気になる。

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2025年11月01日

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