【感想・ネタバレ】コンサルが「マネージャー時代」に学ぶコト 知るだけでビジネスモンスターになれる79のスキル/思考と矜持のレビュー

あらすじ

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コンサル思考は武器になる。
マネージャー思考はお金を生む。
叱咤激励/モチべのマネジメントはもう古い。
今はインテレクチャルでリードする。

マネージャー1年目=「インテレクチャルリーダーシップを磨く」
マネージャー2年目=「クライアントへ自分を売り込む」
マネージャー3年目=「上をマネージ、下を愛す」
暗記する。そしてとことん健やかに進化する。

このように、コンサルタントだけでなくすべてのビジネスパーソンにお届けしたい内容となっております。
マネージャーはもちろんですが、マネージャーになろうとする皆さんにとっても最高にして最強な思考/心得が書いてございます。
ぜひご覧ください。
満を持してのシリーズ完結編でございます!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

緑本に続くコンサル本の二冊目。
読みやすく、なるほど感満載の良著の予感
利害関係者から外れるはいろんな場面で応用できる人間関係の考え方だと思った

メモ
⭐︎アウトプットへの6ステップ
  論点からサブ論点を立てる
  タスク設計し、スケジュールに落とし込む
  無心で作業し、アウトプットを形作る

・タスクでなく、論点でマネジメントを

・一方で論点だけだとその後ズレが広がりうるため早期にズレを確認しておくことは重要

・目的と評価基準は異なる。何を持って評価するかを考える

・空中戦より地上戦を大事にする

・マネージャーとして特にインテレクチュアルリーダーシップを発揮するべきは、論点ワードで勝負、task設計にhowのインサイトを入れる、task設計だけでなくケース設計を
・パッケージの基本は1+3+9 まとめスライド、まとめスライドの三つの塊の説明、3つの塊を補足するスライド三つずつ

・アペンディックスとnice tohaveは同じ成分でできている。甘え

・キラースライド 
生ネタのインタビュースライド。こんな人に話聞けたの?が盛り込まれたもの。
未知の数字の推定スライド。なるほどと未来の数字を推定するもの。
紙しかないデータの分析スライド。紙でしか管理していないアンケート分析や海外新聞の分析など
煩雑なルールの解説スライド。面倒くさいことを紐解いたもの。⭐︎マネージャーはタスク設計時点でキラースライドを狙っておく。さもなくば偶然に頼ることに
今後の検討のルールとなるパターンを示すスライド。

・三つ目に考えたことを言う努力。思いついたままでなく

・宿題をもらう=何かのインサイトまでセットで提供することが必要に。宿題に意味があるかは平場でちゃんと議論する
・営業の鉄則 利害関係者から外れる。自分の得にならないことをわざと言う

・お土産=お土産自体✖️あなたを想った気持ち✖️その話題を話す機会

・自分からスタンスをとり、こういう状況ならと条件付き売込みが大吉
・営業戦略を練る時は目に見える見えない✖️必要性、not必要性の2軸で整理、議論
・説得する技術
 相手が自ら気づくがベスト
 別の方向なら分岐を正す材料を
 正しさ以外にも論点あり
  時間と政治と意固地をマネージする
  ストーリーを練り上げて押し通すのでなく、懸念点に対してインプットを与える、説得感強くないもの

・一枚目でい続けるために
  全部戦略案件という気概。考え抜く。
  案件やテーマのせいにしない
  過去のプロジェクトの資料は捨てる
  スライド一枚とっても昔のスライドが使えないかなとかしない
  モニター画面を使わない=作業が嫌いになり考えきる方向に
  インテレクチュアルリーダーシップがある機会を選ぶ
  長期でなく短期ケースで勝負
  00ケースに入る
  つねに論点ワード、ワークプラン、ストーリーライン、インプット材料を傍に。
  誰よりも先に動く
・大人になるとはどっちでもいいことを寄せられるようになること

・意識しておくといいかもしれないこと
  現実を直視する
  危機感を醸成する
  逃げの言葉を集める
  
・最近いいことありましたか?距離感を測定

・ピンとくる 頭の何かと紐付くこと

・前の相手の背中がみえていることが大事、
 途方もないことに人はやる気を出せない

・無理難題にはとぼけて整理する

・起業のネタとなる不は人との接点が多い会社に属していた方が出会える

・論点スライド
 ワークプラン
 WBS

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2024年10月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ケース設計となっている部分、いわゆる論点設計とサブ論点設計、それを踏まえたタスク設計やアウトプットイメージの一連にトライ中だが、ここまで思考された後の内容がこれまで飛んできてたのか、とキャズム的なものを感じていた(これまではサブサブ論点設計以降という感じ)。

あとはプロジェクト全体の中にどのパートを置いておくか。いきなり打ち手の話などには論理的にも飛べない、というのはあるが、新規の場合顧客からの信頼獲得のプロセスを稼いでおく必要があり、それがしやすいモジュールを置いておくなどの工夫。市場調査系などファクトをベースに語りやすい部分にするとか、あえて書く書かない。

あとはキラースライドの意図的な作り方だったり、どこは手を抜いてOKかなども予め考えておく等そこまでできればスーパーマンな気がする。

社内ではメンバーに対しては以下に内容を進化させる質問が投げられるか、リードコンサルには議論のけしかけとかも多分したほうがいいんだろうなとか、ハード案件では時間かけて枠を取るなどテクニックも。

MDは特にお化けみたいなゾーンなので、考え抜いてぶつける等のことだったり切り上げ方だったり、とぼけ方だっだりの処世術。

まずは成果出しに全力でよいというのも現実的。構造的になんでそうなるか、動的に考える、判断基準、空中戦と地上戦、クイックヒットとホームラン、課題もどき、howインサイト、エグザマ譲らないなど。

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2024年05月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

印象に残った点
★★インテレクチャルリーダーシップvs優しさのリーダーシップ。「あのMGとMTGすると新たな視点をもらえて進化できるよね」vs「鼓舞はしてくれるよね」。クーデターはいつでも起こりえる。あの人「付加価値」出してねーじゃん。力なき優しさは罪。付加価値なく、下請け仕事で業務が増え、かつ成果への信頼もない。
★論点は上司とずれなく言語化されているか。その論点をベースにサブ論点を立てて、上司・部下と論議し言語化されてるか?論点と紐づく形でタスクが整理されているか?論点ワードを書くし、書かせる。最初にずれを解消しないと、全力疾走でずれていく。TASK設計時にはHOWのインサイトを。
★★論点バカは自由。TASKバカは束縛。
★7手詰めで考える。競合が何もしない前提なんてありえない。
★目的自体が評価基準になってしまているから、それを「何を持って評価するのか?」ともう一度考えてみる。
・「課題もどき」。構造的にどうしてそんなことになっているのか突き詰めると、「課題」になる。
・真因という言葉は避ける。何故をどおまで繰り返すか恣意的に決めているだけ。
★まとめスライドを書いてないMGはMGじゃないし。MGさえかけていれば、インテレクチャルリーダーシップも発揮できている。「最初に」「何も見ずに」書ききる
★「最初に思いついたこと」は絶対に言わない。それは誰でも思いつくから。その先の3つ目を言う。
★★「1日あれば大丈夫」がマネージャー。「もっと早く言ってもらわないと」がマネージャー未満。
・「どんなことがわかったら、今検討していることの意思決定・行動が変わりそうですか?」「それをクリアにしてから、1例と言わず10例探したい。」
・「過去にやったことある」に依存した付加価値の出し方に甘えていないか。
★あえて暇をつくる。インテレクチャルリーダーシップを発揮するために。
★誰かと議論した時に、ホワイトボードに残っているものが「タスク・期限・担当」だったら黄色信号。「論点=問い」(何が解ければこの事業が進むか)が残っていれば正解。
★MECE:思考放棄の権化、構造化:新しいものは生み出さない。フレームワーク:説明。

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2024年07月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

コンサル業界のノウハウを詰め込んだ本。
印象付けるワード選びや、具体例をいれた説明でとてもわかりやすい。
気づいたところから実務に落とし込みたい。
まずはミドリボン常備からかな…

メモ
論点→サブ論点→サブサブ論点→TASK→スケジュール→作業→アウトプット

論点の中で出す課題。それが課題もどきなのか?なぜ?構造的に考えると?をつけると思考しやすい。

より左に取り組む心得。部下にどこ以降を任せるのかはケースバイケース

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2025年04月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

◆印象に残ったフレーズ
・「最初に思った1つ目を発言しないこと」「3つ目に思ったことを述べること」
「最初の1つ目」は誰でも思いつくから。
・「工数がかかるからリジェクト」ではなく、「インサイトや行動に繋がらないならリジェクト」
・利害関係者から外れる
お客様との直接的な利害関係者になってしまうと、これは無理矢理売られているのではないか。と勘ぐられてしまう。チームメンバーに直接褒める(利害関係者になる)と次のプロジェクトを任されるのではないか。と勘ぐってしまう。

・仕事や人生に活かせるアクション
最初に思った1つ目を発言しないことは意識する。『頭がいい人が話す前に考えていること』でも記載があった、「反応しない」というキーワードと一緒な気がする。相手の発言にすぐ反応するのではなく、一旦考えて冷静になってから、3つ目に思ったことを述べることを実践する。3つ思いつくのには瞬発的な思考も必要になるかな。

・自由な感想
BCGのようなコンサルはやはり、同じ年代でも思考のレベルが違うと思う。事業会社と比べて根性や精神論も正直あると思う。その中でもこの本のように本質を考えるというのは大事。でもまだまだこの本の言っている内容が理解できない部分が沢山あった。

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2024年06月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

4. 論点バカは自由。TASKバカは束縛
論点をMGRから奪わないとタスク管理のマイクロマネジメントされるし、作業屋さんになって付加価値も低くなる
⚠️5.結果論ではなく、ズレる構造を理解。
サブ論点がズレてる(言語化やすりあっていない)から最終的なアウトプットもズレる
仕組み(論点ワードを書く)などで解決する
6.Howのインサイト
タスク設計を雑用感に感じるのではなく、インサイトとなるHowを設計する

13.いつでもエレベータートーク
忙しくなるとせっかちになるから、端的に、その時点のストーリーラインを語れるようにする

14.朝令暮改
インプットが変われば、仮説も180度変わる。答えのないゲームの中、初志貫徹せず、変わるのは当たり前と割り切る
辻褄思考と合わせる。

16.評価基準(サイコロ+何をもって)
FACTから評価基準ではなく、評価基準→FACT+推測
目的,GOALは評価基準にならず、Aは◯◯、Bは××と言える形。それを定量的に図る基準をたて、
各基準のおもり付けをして、人に説明する時はMECE,構造化する

17,空中戦ではなく地上戦をする
←小さなインパクトをコツコツ生み出す打ち手

2年目
30.3つ目を言う
最初に思いついたことは誰でも思いつくから絶対言わない
ファクトから示唆を出す時の口癖
・見たままですが
当たり前のことを言う際は、レベル低いと思われない様に理解させる枕詞をつけて話す

31.まずは読んで下さい
書いてることを読んでるだけを防ぎ、相手に浮かんだ疑問に答える形で進められるので、議論が盛り上がる
・FACTから何が言えるっけ?
・それは何人中、何人?

37.宿題に感謝
営業時間外の土日に実施。クライアントの距離を詰める

38.その場でリジェクト。
持ち帰ってからやらないorインサイトないはご法度。
イエスマンにならずにその場で議論し、握り合う
←あくまで自分がしたくないではなく、インサイトに繋がらないや行動が変わらないからリジェクトする

営業の鉄則
・得意、不得意を明確にし、信頼度を上げる
・利害関係者から外れる
・先にニーズ・不満を効かずに、先出しジャンケンでいく
←アジャストしたと思われない
・営業戦略: 目に見える・見えない×必要性・not必要性
・47 ロジック量を調整。信頼構築出来たらメッセージ性を高める
48.論破しない
説得の三原則
・相手が自ら気付く
・それに向けて別方向に考えが行ってるなら、分岐を明らかにし正す材料の用意
・説得は正しさ以外にも論点がある
時間・社内政治・意固地のマネジメントが必要

50構造化は大事だが、あくまで中身の整理の仕方で中身は変わらん

⚠️52. 自分が考え切るまで議論しない
考え切ってないことはMDには勝てない→MDの言う通りになる→後からリジェクト出来ない。また自分では考えないMDの御用聞きになる
←MDは考えを磨いえくれる、インプットくれる人と思う

53.
常に論点ワード・ワークプラン・ストーリーライン・インプット材料を用意
・論点ワード:Prjの論点を言語化+次はどの論点を議論するか、前回の追加は何かを追えるもの
・ワークプラン:過去・未来のタスクを議論できる。
←この論点を検討するにはこのタスクが必要などと分かる状態
・ストーリーライン:現時点の答えを語れるように
・インプット材料:いつでも自分で調べたものを出せるようにまとめておく

55.アドリブは準備から
圧倒的に準備して、真っ白になっても話せる心理的安全性がアドリブを作る余裕を産む

60.自分にとってどっちでも良いことは相手に寄せる
大人の対応
70. 自然と偉くはならない
・現実を直視する
・危機感を醸成する
・逃げの言葉を集める
先回りして逃げになってないか判断出来るように。
・昇進の仕組みを明らかにする
ゲームのルールを知り、攻略するが基本
・偉くなるも戦略案件にする。気運は自分で作る

74. とぼける
キャパオーバーな依頼が来た際にとぼける
・褒める+フルで使ってるから、追加するなら何を落とすか、その前提でしたよね?感をとぼけて出す+何を下げるかを優先度からササッと提案する

76. 生涯現役。修行僧にはならない
あくまで自身の成長ではなく、どんなアウトプットが出せるかで、環境は選ぶ
成長は自分で勝手にしとく

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2024年04月21日

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