【感想・ネタバレ】ぼくの暴君は溺れるくらいに甘いのレビュー

あらすじ

理久は『誰か(但し紳士的な細マッチョのイケメンに限る)に犯されたい』という特殊性癖を抱えつつ、退屈に生きる塾講師だ。その手のバーに足を運ぶことはあるものの、理想の『自分を犯してくれる誰か』は現れず、ただ待つ日々を送っていた。新任講師となった知希は、歓迎会が行われた土曜日の夜、一次会で帰った同僚の理久を最終電車で見つける。酔っていた理久は地面にカードとコンドームを落とした後すぐに回収して去るが、知希はその会員証がゲイ向けのハプニングバーのものだと気づいてしまう。理久のことが気になりだした知希だが、親しくなろうとしても理久のガードは固い。そんなある日、ハプニングバーの掲示板で理久らしきハンドルネームの来店予告を見かけ、知希は夜更けに家を飛び出す。理久は日々の仕事でストレスを溜めるなか、ハプニングバーの限定イベント『犯されたい子猫ちゃんパーティー』への参加を決めていた。ルールの中で安全に願望を叶えられるチャンスだと思ったからだ。そこへ現れたのは、アイマスクをつけていてもわかる理想の暴君。長年の念願が叶い、理久は男から紳士的に犯される。『子猫ちゃんパーティー』翌日、知希は頭を抱えていた。理久の望む姿で現れたものの、彼が求めているのは暴君であって知希ではない。知希は好きな相手のことは溺れるくらいに甘やかしたいタイプだった。ところが悩む知希の目に、ハプニングバーの掲示板で暴君を探す理久の書き込みが飛び込んできたことから……? 甘やかしたい男×犯されたい男、思いもよらぬところから生まれるフェティッシュ・ラブ!!

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ネタバレ 購入済み

特殊性癖の持ち主(でも社会常識はあるので普通の人として頑張って社会生活を送る)受けと、実は溺愛したいタイプのバイの攻め。
受け攻めの視点がころころ変わるので、受けの好みの暴君を演じつつ実はものすごく可愛がりたくて葛藤している攻めの様子が細かにわかってそれがまたよかった。
前半のプレイのエロさも、ウソを打ち明けて二人が拗れるところから、良きところに落ち着くまで、さらにはその後のあれこれなど良きところがいっぱいのおすすめ作品です。

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2024年07月19日

Posted by ブクログ

「暴君に✕されたい」という特殊性癖を持っている塾講師の理久。
同僚の知希はとあるキッカケから理久の「暴君」として関係を持つが…。

これは「暴君」を望む理久に「暴君」を演じる知希の葛藤が辛いものがあって。
本当は理久を甘やかしたくてしまいたいけどそんな自分だと離れてしまうのではないかと。
でもやはり好きで頑張る知希に次第に理久も、と。
途中気持ちの行き違いからもうダメなのかと焦ったけど理久が頑張って知希へ気持ちを打ち明けられて良かった。

知希の過去の出来事もしっかりと解決しラストではもう甘々な2人で最高でした。

知希が言った理久の「✕されたい」は「○されたい」になるほどと。

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2024年04月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

特殊性癖もの。
ディアプラスにしては攻めたテーマ。
でも、重くなりすぎず、受けも攻めも可愛くて良かった。
実は受けの為に性癖偽ってました…で拗れたときはえっ??てなった(笑)
そこは愛ゆえでしょうよ。

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2025年11月30日

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