【感想・ネタバレ】幸せへのセンサーのレビュー

あらすじ

「幸せってそもそも何でしょう? 59年間生きてきてわかった、幸せっていうのは、つまりこういうことじゃないか。こういう考え方をしたら自分にとっての幸せがどういうものかわかってくるはず。ということを、お話ししてみます。」吉本ばなな


幸せはオーダーメイド。
いつでも、自分に合わせた形で取り出せる。

・何が耐えられて、何が耐えられないか。自分の体のセンサーを信頼する
・周りに合わせながらも「自分は本当はこう思っている」ということはわかっておく
・普段は仮面をかぶって、自分らしさは家族や友人など少数の人に発揮する
・シュミレーション通りに行かないことを情熱を持ってどんどんやってみる
・誰と何をしたか、いちいち人に言わない。自分しか知らないことを作る
・弱っている時は、優しい言葉で話せる人、気持ちが安らぐ人と過ごす

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Posted by ブクログ

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付箋がたくさん。ばななさんと年代が近いのと、文章が素敵なので、納得する箇所ばかりでぶすぶす刺さりました。
素敵なエッセイでした。

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2025年10月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

半分は自分で決めること、半分は向こうからやってくること(宇宙)

自分を全て発信しない、自分の中にある考えを自分の中に留めておくことで、自分の空間ができる。自分だけ知ってることを持って自分を熟させる

段階にそって人は変わって行ってるのだから、何かを変えたい時も無理にではなく、段階に沿って変えていく

今流れているものには全てが終わりくる、死の前には全てが幸せだったと感じる

自分の気持ちを過小評価しないでそのセンサーを信じて行動する、そういう心の声に従うことで出会える縁がある

自分に矢印が向きすぎてる時人は幸せじゃない

周りに合わせるけど自分はこう、自分の思いを忘れない

自分の感覚が変われば見える世界が変わる、時の流れ、ながれていく

何かに夢中になってるひとって安定して見える、安定してる人といると幸せだなって思えて、誰かにしてあげられることって実はこういう方法以外ない

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2025年03月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

社会生活を営むにつれ本来の感覚が
不要なものとして麻痺させられていく。
スピリチュアル扱いされるかもしれないが、本当にこういうことはあると思う。

辛いのに通常運転の相手に合わせて振る舞わないといけない
というのがすごくよく分かる。
それで無理矢理テンションを上げてリハビリになることもあるが、
ただただ負担になるときは避けられるなら避けるべきだ。

自分を肯定するのではなく、受け入れる。
自分の感覚をスルーしない。
割と、啓発本なんかでも言い方が違うだけで
同じことを言っているなと思うし
それが本当は基本的な大事なことなのだろうと思う。
中々うまくはできないけれど。

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2025年07月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

吉本バナナさんの、幸せへのセンサーを聴読して。
1人家の中で家事をしながら、オーディブルを使って聴いた。
ナレーターの千葉雄大さんの低くてやわらかい声がとても心地よかった。

さて、内容について心に残ったことは、
自分の些細な快、不快といった感覚について。
大人になるとそれらは、案外我慢できてしまいスルーされがちであると。
けれど、そういった積み重ねによって心のバランスが崩れてしまう。
だからこそ、自分の「ちょっといいな」「これはなんかやだな」の感覚をもっと人は大切にするべきだと。

また、身体を極端に変えようとすることについても印象に残った。
本当は、不調ではないのに外からの価値観で自分を変えようとするのはかえって自分を幸せから遠ざけると。
もっと自分の感覚、繊細な部分を大事に生きたほうがより自然で無理のない幸せに繋がるのだと感じた。

さらに、自分がどんな時に調子が良くて、どんな時に悪くなるのか知っておくと、自分を整えやすくなるという言葉にも納得した。

そこで、自分はどんな時に調子が良いのか考えてみた。
私が調子いいなと感じる日は、快晴であることが多い。空をみているだけで晴れやかで幸せな気持ちになれる。
一方、調子が悪い日は曇っていたり雨だったりすることが多い。
ただ、本の中で「例え曇りでも誰かのバースデーだ。」と言っていた。確かに、どんな日でも誰かの誕生日だ。そう思ったら曇りや雨の日も気持ちが下がるのを抑えられるような気がする。

些細なことだけど、晴れの日に心が好調になる私にとっては大きな変化だ。

もう一つ心に残ったことがある。
それは、何でもかんでも他人に伝えないということだ。
今日何をしていた、どこに行っていたか他人とシェアしやすい世の中になった。
ただ、自分だけしか知らないことのなかに豊かさがあると筆者は語っていた。
確かに、他人に共有すると消費されてしまう感覚がある。
共有したとたんに、自分の中で言葉にできなかった感覚を忘れてしまうような気がする。
自分の中の感覚を大事にするには、留めることも大切なのだと思った。

本では、この他にも沢山良い言葉を聴いた気がするが、なんせオーディブルで家事をやりながら聴いていたから聞き流してしまった部分も多い。

オーディブルで聴くのが慣れたら、もう一度聴いてみても良いかもしれない。

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2025年05月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読みやすかった
もう少し年を重ねてからまた読みたい。

以下抜粋。
・ああ、今バランスがいいなぁ、と思った時のことをよく憶えておこと。同じ状況を麻薬的に再現することを求めるのではなく、いろんなパターンで心身が似た良い状態になる場面を増やしていくこと。

・どんなに辛い今でもやがて過去になる。流れる時に抗わず、過去に別れを告げることができれば必ず次に行ける。これ以上頑張れないと思ったら力を抜いて流れに身を委ねたらいい。

・自分の感覚をスルーしないで育て直す。
何が耐えられて、何が耐えられないか。好きで嫌いか。軸足を自分に戻すことからしか、自分の幸せは始まらない。
刷り込まれた価値観を外していく。

・今はすぐにSNSで自分のことを話してしまうけれど、自分しか知らないことを持っておくことも大事。人に話さなくてもいい。

・悲しいときは他のことで紛らわせずに、とことん悲しむ

・幸せは、愛を持てること。日々の生活の中に自分にとっての幸せを見つけながら、ただなるべく夢中になって生きていけばいい

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2025年05月09日

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