あらすじ
「耳なし芳一の話」「雪女」など、日本に伝わる伝説や怪談を文学として再話した傑作群を収める、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の二大作品集『怪談』『骨董』を、ハーン研究の第一人者が個人完訳。
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Posted by ブクログ
朝ドラで興味を持ち読んでみた。怪談についてはドラマでもよく描かれていたが、興味深かったのは後半の昆虫パートで、かなりの知識と観察眼、そして人間、宇宙をも巻き込む壮大な死生観のようなものを感じさせ、ただの英語教師・作家ではない才能を見た気がした。日本という国に住み、その文化に触れながらこのような思想に至ったと考えると、日本への愛も感じる作品だった。
Posted by ブクログ
怪談にハマっている身として、小泉八雲を読まないわけにはいかないだろうと思い読んでみました。
特に好きだったのは以下の作品です。
・お貞の話
杏生目線では美しい話ですが、ラストに背筋がゾッとしました。
ハーンがどういう意図で書いたかは分かりませんが怖すぎました。
意識のないうちに知りもしない倍以上も歳が違う男と結婚したことになっている、許嫁という制度とも重なる気がします。
・策略
怪談版一休さん
・葬られた秘密
少し寂しさも残る良い話でした。
・蝿の話、雉の話
蝿の話が良い夫婦の話だったので、続く雉の話もそれに似た話だと思っていたら、夫が怖い話でした。
たぶん普段からモラハラとかDVとかしてたんでしょうね。
・露の一滴
わかるようなわからないような感じですが何故だかすごく好きです。
・病理的なるもの
猫の話。可愛いけど悲しいです。