あらすじ
21世紀の現代、人類は観測技術の発達などによって宇宙を見る目が大きく開かれつつある。いま、宇宙の何がわかっていて、何がわかっていないのか? 宇宙の全体像とは? 宇宙の「外側」とは? 「奇妙な謎」に包まれた宇宙を人類はどこまで知ることができるのか? 気鋭の研究者が、誰もが一度は考えたことがある「究極の問い」に真正面から迫る、宇宙論のフロンティアへと旅立つ一冊。
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Posted by ブクログ
宇宙研究の本では何が分かっていて何がまだ分かっていないのか曖昧なものも多い。そんな中で本書はその辺りは明確に意識した書き方になっている。それにしても一つ分かればまた別の謎が出ることが宇宙研究ではつきものだということがよく分かった。最新の研究に注目していきたい
Posted by ブクログ
宇宙について最低限知る、二冊目。たまたまではあったが事前に村山先生の『宇宙は何でできているのか』を読んでいたため、最低限知識に基づき、これまた最低限理解できた、気がする。(理解できていないところも多々あるのだけど)
途中途中で復習しながら、知識が補完されていったので図らずもこの順番で良かったなと。またすぐ忘れそうなので、また数年後に、最新版の新書で知識をアップデートしたい。
Posted by ブクログ
天文学者が教える現代物理学とそれによって、宇宙のどんなことがわかってきたのか?
を紹介する科学読み物。
テーマは
・宇宙のはじまりは?
・宇宙はどこまで広がっているか?
・ブラックホールのなかは?
・量子物理学の不思議と宇宙との関係
・ダークマターとダークエネルギー
など、興味深いテーマが多岐に渡ります。
数式は一切出てきませんが、出てくる現象をイメージするのはちょっと難しいですし、特に後半は訳がわからなくなりますが、こんな不可解な現象をトップクラスの頭脳達が真面目に取り組んでると思うと、科学の不思議を感じます。