【感想・ネタバレ】魔女狩りのヨーロッパ史のレビュー

あらすじ

一五~一八世紀,ヨーロッパ文明がまばゆい光を放ち始めたまさにそのとき,「魔女狩り」という底知れぬ闇が口を開いたのはなぜか.その起源・広がり・終焉,迫害の実態,魔女イメージを創り上げた人たち,女性への差別――進展著しい研究をふまえ,ヨーロッパの歴史を映し出す「鏡」としての魔女と魔女狩りを総合的に描く.

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「魔女狩り」という言葉は誰もが一度は聞いたことがあるだろう。
だが、魔女と呼ばれた人々は一体どんな容疑で裁判にかけられ、何を基準に判決を下されたのか。そもそも何故、魔女狩りなんてものが始まったのか。
本書では、当時の庶民の生活環境や文化、学者や統治者たちの体質などに焦点をあて、魔女狩りを色んな角度から解説してくれる。

1番驚きだったのは、裁かれたのが必ずしも女性だけではなかったこと、小さな子供に身内を裏切らせるような行いをさせていたこと。
知らない「魔女狩り」の世界がコンパクトに詰まっており、とても面白かった。

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2025年07月04日

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