あらすじ
できる子の親は何をしているのか? たとえば、「伸びない時期は放置し、伸びる時期に集中させる」「長所を伝え、本気で叱る」「志望校の出題周期表を作る」……。一方、伸び悩んでいる子の親は「ただプレッシャーをかける」「迷惑をかけそうな人を子供から引き離す」「短所を放置する」……。その差は歴然! 著者のおよそ三十年に亘る指導経験、数多の親への徹底取材、自身の子育てから得た結論は、たしかな信頼感を読者に与えるだろう。著者はおよそ三十年間、中学受験生、医学部受験生、司法試験受験生、ロースクール受験生を指導し、生徒と固い絆を結ぶことによって多くの成績不振者を志望校に進学させた実績を持つ、受験業界の超プロ。著者は本書でこう述べている。「私はむやみに『勉強しなさい』と子供に言うことはありません。ただ、勉強を一生懸命やり、人と違う努力をすると、大人になってからどういうことができるか、ということは教えることがあります」。
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Posted by ブクログ
タイトルは内容とは少しギャップがありますが
この手の新書はタイトルはインパクト重視ですから
まぁいいとします。
子供を良い学校に入れてエリートにするにはどうしたら
良いかという事が書いてあるのではなく
社会で通用する人間に育てるにはどうすればよいのか
といったことが著者の育児経験や予備校の講師経験
を踏まえて書いてあります。
著者が医学部専門の予備校を主宰していたこともあって
医者の家族関係の話がよく出てきますが
出来る子と出来ない子の家庭環境の例を挙げています。
そして一番大事なのは子供と信頼関係を築くことで
そのためにはどのように接したら良いのかも
書いてあるのでその点は参考にしても良いかもしれません。
Posted by ブクログ
●子供は何でも褒めるのではなく、子供がうまくできたと思ったものについては褒めてあげる。叱るときは本気で向き合うこと。
●子供の人生は子供に任せればよいが、社会から必要とされる人になりなさいと伝えている。
●子供をだめにする親は、子供の前の障害を取り除く親、もしくははしごをかけてあげる親。親が子供に心地よい環境を与えていると、付き合いやすい人しか付き合わなくなり、面倒なことを避けるようになってしまう。
●できる子とは
1.能動性
2.継続性
3.粘着性
4.論理性
●子供からの質問は逆質問する。いろんなことに対してなんでだろう、なぜだと聞いてみる。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
できる子の親は何をしているのか?
たとえば、「伸びない時期は放置し、伸びる時期に集中させる」「長所を伝え、本気で叱る」「志望校の出題周期表を作る」…。
一方、伸び悩んでいる子の親は「ただプレッシャーをかける」「迷惑をかけそうな人を子供から引き離す」「短所を放置する」…。
その差は歴然!成績不振に悩む多くの受験生と固い信頼関係を結び、医学部に合格させた実績を持つ著者が、およそ三十年に亘る指導経験、数多の元受験生への取材、自身の子育てから得た結論を説く。
[ 目次 ]
第1章 できる子はここが違う!
第2章 できなくなるには理由がある
第3章 著者の子育て奮闘記
第4章 中学受験生を教えた経験から―中学受験を戦うために親がやるべきこと
第5章 多くのエリート志望者と接して
第6章 社会の人間として「できる力」を身に付ける
[ POP ]
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