あらすじ
聖女の加護を奪われた少女マリーの物語、
感動のフィナーレへ!
「強く生きると心に決めて頑張りました。私、明日結婚します」
隣国ヘンゼッタによるマリー誘拐事件の裁判が行われた。マリーは司教と共に事件の詳細と自身の意見を述べる。
リリーはヘンゼッタの陰謀に巻き込まれたとし、「王都追放のステータスを付けて釈放」の判決が下された。
複雑な心境でありながらも極刑を免れた事に安堵したマリーは、リリーが家族の元で幸せに暮らせるための準備を整える。
冒険者を雇いリリーは家族の元に帰るが、そこはもうリリーが知る居場所ではなくなっていた。
一方、ハートからプロポーズを受けたマリー。突然の事に動揺が隠せずにいたが、ハートの優しさや聡明さに改めて触れ、自身の恋心を自覚していく。
マリーが出した答えとは──?
感情タグBEST3
まさに大団円!!!とても大満足な最終巻でした。ハートはもっとクールな感じかと思ってたんですが、人目も憚らずイチャイチャしちゃうタイプでビックリです(笑)
あとはマリーが元家族の母親と父親に再会する場面がなかったことがよかった。そこもひっくるめてみんな家族仲良しっていうのには納得できそうもなかったので。。
本編はこれで終わったけど、いつか番外編を集めた短編集など読めたら嬉しいな。
気になってた続きが読めたのは嬉しいけど
終わってしまう寂しさのほうが大きいです
家族の大事さや温かさをたくさん味わえる作品でした~
匿名
心が癒される幸せな結末です。
最後までほっこりと幸せな気持ちで読めました。
お互いに優しくしたり、優しくされたり。みんなどこかに傷を抱えて、完全じゃない。
色々な家族の形があるんだと、そう思える素敵なラストでした。
妹の失恋にちょっと胸が痛くなりましたが、なんか憎めない悪役キャラで私は結構好きです。
隣国の馬鹿王子と腹黒で口の悪い侍女のスージーが最後に出てきて笑わせてくれました。
ガインさんの家族、テッドの家族も素敵でしたし、フェルネットの家族は思っていたよりヤバい家族っぽくて結構好き。
石を投げたあいつらがリベンジにきて、テッドとかシドさんじゃなくて、まさかフェルネットさんに消されるとは思いませんでしたけど。
ハートさんの溺愛っぷりも結構胸キュンです。
SSの猫耳付けたフェルネットとテッドが可愛すぎて萌えました。
匿名
親子ってなんだろう
実の両親は、娘二人から絶縁されるまで、何もしなかった。この物語で、それが1番罪深いと思います。マリーなんて、5歳から両親に会ってない。母親は、マリーの結婚や出産についても、何もリアクションしていない。自分の夫であり姉妹の父である男が間違っているのに、祖父からの手紙を握りつぶしていた。この母親は、それでも自分が可哀想なんでしょう。最低です。
匿名
環境?設定が杜撰
リリーは犯罪者なのに、親に引き渡しもせず、村まで送って放置はおかしい。
宗教国家では無く、国の中に宗教団体本部が有る設定なのに、国並みの軍隊を独自に持って、しかも国に諮る事無く捜査や刑罰を与えるのもおかしい。
薬の効き目とか、魔力の量や働きなど、もっと作り込みをしてほしかった
安売りしてたのでまとめ買いしましたが、最後まで共感できず価値観が違いすぎで混乱したまま終わりました。チートも無駄だし、女神様を無視しすぎだし、主人公は面倒なことは全て捨てて解決する努力をしていない。しかもずっと疑問だったのが子供の五年間で前世知識があって妹が嫌で家族を捨てるの早すぎじゃない?しかも3歳までは眠くてあんまり覚えてないって結局二年間で逃げ出したんでしょ?加護が貰えてないならともかく女神全員から加護を貰えたんだから短慮としか思えない。結局黒龍メンバーを素敵風に書きたかっただけだから主人公の設定があやふやなのかな。