あらすじ
砂丘へ昆虫採集に出かけた男が、砂穴の底に埋もれていく一軒家に閉じ込められる。考えつく限りの方法で脱出を試みる男。家を守るために、男を穴の中にひきとめておこうとする女。そして、穴の上から男の逃亡を妨害し、二人の生活を眺める村の人々。ドキュメンタルな手法、サスペンスあふれる展開のうちに、人間存在の極限の姿を追求した長編。20数ヶ国語に翻訳されている。読売文学賞受賞作。(解説・ドナルド・キーン)
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Posted by ブクログ
内容も面白いけど歌詞みたいな文章がとにかくカッコよかった。
126ページの・・ところで、駄賃をもらいそこねた子供は、どんな表情をしていたっけ?には痺れた。
最後に縄梯子がかけられて脱出できそうになったのに脱出しなかった場面には驚いたが、人間は今ある生活にしがみつくもので、結局私たちも砂の穴の中の生活をしてるのと本質的には何も変わらないのかもしれないとも思った。