あらすじ
在庫管理、価格決定、マーケティングなど、私たちはあらゆるビジネスシーンで「昨日の結果から明日を読む」ことが求められる。カンや経験で予測を行なってきた多くの企業を尻目に、セブン-イレブン・ジャパン、トヨタ、花王は微分・積分を活用することで大成功をおさめた。“ビセキ”こそは、世界中の天才たちの努力によって生み出された、最も確実に明日を読む方法なのだ。最大値、最小値、確率、微分係数(=限界利益、あるものが1単位増えると、それに伴って増える利益)などを算出すれば、誰にも非難されない合理的判断を行うことができる。しかもその概念は極めて単純、誰にでも理解できる。本書には数式はほとんど出て来ない。ややこしい計算は、すべてパソコンがやってくれる。数式をおぼえるよりも、「微分・積分思考法」を身につけることが肝心なのだ。数字に強い「できる人」、堅実な経営者となるためには、本書の内容を理解しておきたい。
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Posted by ブクログ
微積を使って(というより微積の思考方法を使って)の
経営分析。
目標利益、在庫管理、マーケティング、品質、コスト削減
まで一貫として使用例を書いていた。
Posted by ブクログ
・いかにして明日を読むか(12)
・昨日までを小さく切って(微分)、それを未来につなげていく(積分)(15)
・微分・積分を含めた数学の原点は「いかに単純にするか」(16)
・必要条件と十分条件(47)
・予算:”仕事をやる前”に、”やった結果”を予測しておくというマネジメント手法(52)
・限界利益:あるものが1単位増えると、それに伴って増える利益のこと(56)
・目標売上=(目標利益+経費)÷限界利益率(≒粗利率)(70)
・標準偏差を小さくできれば在庫が減る:コンスタントに売れる商品(標準偏差が小さい)は同じ日販量(1日平均して売れる量)でも在庫が少ない分、その商品を置くスペースが小さくてすみ、その空いたスペースに別の商品を置くことができる(100)
・
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
在庫管理、価格決定、マーケティングなど、私たちはあらゆるビジネスシーンで「昨日の結果から明日を読む」ことが求められる。
カンや経験で予想を行ってきた多くの企業を尻目に、セブン‐イレブン・ジャパン、トヨタ、花王は微分・積分を活用することで大成功をおさめた。
“ビセキ”こそは、世界中の天才たちの努力によって生み出された、最も確実に明日を読む方法なのだ。
しかもその概念は極めて単純、誰にでも理解できる。
数学に強い「できる人」、堅実な経営者となるためには、本書の内容を理解しておきたい。
[ 目次 ]
第1章 微分・積分を30分で理解する
第2章 微分がわかれば利益が上がる
第3章 積分がわかれば在庫が減る
第4章 微分・積分マーケティング
第5章 微分・積分で顧客満足
第6章 微分がわかればコストが下がる
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
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