あらすじ
「国家と陛下と私のために死ね」――伯爵令嬢コレットには『気配を消すと自分の姿が周りから見えなくなる能力』がある。そんなコレットはある日突然、王家の敵を徹底的に排す私設警備隊ナイトメアの隊長で冷酷無慈悲と名高い公爵ジョエルに買われる形で嫁ぐことになった。彼は不思議な力を持つコレットを反逆勢力への密偵として利用するという。これまで家族にいじめられ除け者にされていたコレットは、誰かの役に立てると喜び、任務に邁進して大活躍！ 次々と手柄を立て生き生きと働くコレットの姿に周囲の人間も続々と影響されていく。そしていつの間にか、愛情を求めるなと言っていたジョエルの態度も明らかに変わっていて!?
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かなりあっさり話が進み終わります。気楽に読みたい方にオススメです。ヒロインの嫁ぎ先は王家の諜報部の役割。ヒロインの特殊能力を使うにはピッタリ。自分の居場所を求めていたヒロインにも良かったですね。
面白いといえば面白い?
公爵がヒロインを好きになる理由付けが弱いのでストーリー上のやっつけ仕事に思えてラブストーリーとしてはいただけませんでした。
じゃあどこが良いかといえばヒロインが諜報員として雇用されて自分の居場所と価値を見出だしノリノリでスパイ活動をするところ。
だいたい雇用関係なんだから、公爵はヒロイン好きになったからって手を出したらだめでしょう。ヒロインも公爵のこと好きなんだかどうだか薄ーい感じで流されているし、セクハラなんじゃ⁉️
自分の気配を消せる、影薄令嬢と、貶められるヒロイン。
たとえ愛の無い結婚でも、自分が役に立てると思うと嬉しいよね。
ずっと、役立たずって言われてきたのだから。
幸せになって。
あっさり
最初、死ねと言われてうわー酷いと思っていましたが、中盤に激変。ここまで変わるの？というくらい旦那が変わってからの事件。解決。まあテンポがいい。最後はハピエンですが、あっさりしすぎて物足りない感じでした。
