あらすじ
「絶対ソーニャのような悪徳令嬢にはなるものですか」――カティアの前世は、わがままで贅の限りを尽くした末に王太子から婚約破棄、断罪された侯爵令嬢・ソーニャだった。過去の反省から、現世では地味につつましく生きようと日々努力を続けたカティアは婚約者と結婚目前。ところが、そんな彼女の気持ちとは裏腹に、『冷血皇帝』と呼ばれる帝国の皇帝クリストフに目を付けられてしまった!? しかもその口からは知るはずのない「ソーニャ」の名前が……過去から逃げようとしても絡みつく運命の糸にカティアは…?
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家紋はねぇ、、
いくら戒めとしてでも前世のヒロインの家紋を刺繍しちゃうというのはねぇ。それって人のものでは?と、硬いことは言わずに。これでわかったのですものね。展開が楽しみです。
匿名
悪役令嬢の断罪の前世の記憶がある主人公。
前世のようにならない為に、質素に生活していたけれど...
前世の王太子殿下の記憶のある男性と出会って...?
という感じでしょうか。
シュナーベル家の令嬢カティア
シュナーベル家の令嬢カティアはときどき悪役令嬢ソーニャの夢を見てうなされることがありました。でも母親のおかげでうなされることも少なくなり、堅実な女性に成長しました。そして今日は婚約者のハンネスと王城で開催されるパーティーに向かいました。そのパーティーには何と隣国の皇帝クリストフも参加していました。彼女は偶然皇帝の前に扇子を落としてしまい、その扇子を見た皇帝は彼女にソーニャと呼びかけました。彼女はこれから皇帝に求婚されるのかも知れませんが、そうなるとハンネスが気の毒ですね。