【感想・ネタバレ】惡の華(3)のレビュー

あらすじ

真夜中に学校へ忍びこみ、自分たちの教室を“クソムシの海”にした春日(かすが)と仲村(なかむら)。高揚した一夜が明け、犯人だとバレる覚悟で春日は登校するが、偶然が重なり、変質者の仕業ということで片付けられる。だが、プレッシャーに耐えられず苦しむ春日。さらに、本当は春日が犯人であることが、彼女である佐伯(さえき)にバレてしまう!!「別れよう」佐伯に言う春日だが、彼女が出した衝撃的な答えとは……!?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

佐伯さんがぶっとんでくるのとは反対に
仲村さんが人間らしくなってきて面白い。1〜3巻並べたときの背表紙の目が怖いです。

0
2013年05月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

春日が自分のことを吐露するシーンは、
誰でも一度は感じたことのようで、
当時の自分を見ている気分になった。
ここまで変態ではないけれど。
思春期特有の青臭さがとてもよく出ている巻だと思った。

0
2013年05月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

思春期の若者が持つ不安定な心、それから葛藤。
自分には何も無いという嘆き。
このような描き方でも輝きがあると思います。
そ二人の女性の間で揺れる春日くんの恋心が初初しいですね。

0
2011年03月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

二巻まではただのイタイ漫画かと思ってたけど、そうじゃないということが三巻で遂に判明。
三巻のために一、二巻があるよと聞いてたけどたしかにそうだと思った。
絵がすごくうまくなってたから余計ずどーんときた。
誰が変態だとか佐伯さんはなんでそんなに春日くんのこと好きなのとか仲村さんマジキチとかそういう話じゃないと思うの。

かっこよさそうな本を読む。変態のふりをする。自分に価値を見出してくれる人に固執する。
自分の生きてる世界をくだらないと思う。見下すことで自分を保つ。ダメなのは自分じゃなくて自分がいる場所だ。抜け出せばもっと面白い生活に変わると思っている。
きっと全部、「何もない自分」「何もできない自分」を受け入れられないから。自分を肯定するために逃げる。

そういう思春期を真正面から見てる話だと思う。
どもったり泣いたりしたとき、あぐ、とかすごくかっこ悪い声が出るところも本当に正面からズバズバいっている。
中途半端なエロも、イコール思春期。
仲村さんの一見頭のおかしい叫びも全部納得がいく。

春日くんも仲村さんも佐伯さんも、他人を巻き込んでるけど実はみんな自意識の中にいる。
春日くんが仲村さんを呼び止めたのは佐伯さんより仲村さんのことが好きになったんじゃなくてきっと「ミューズの存在」より「(変態としてでも)価値のある自分」を求めただけ。
ただ、他人を巻き込んでることによってお互いに傷を抉られて、自分を正面から見れるように成長するのか。最後の春日くんの6コマみたいに。
結局大人に捕まるところも所詮思春期という感じで皮肉。

そしてあとがき?で書かれていた「思春期の始まりはわかりやすいけど終わりは勝手に来てくれなくて ほっとくとずっと出られない」ということ。
恥ずかしながら私もまだ思春期だ。大人にならなくては。

0
2013年05月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

罪の意識に苛まれた春日は仲村とともに夜の教室で自らの罪をぶちまけ、惡の華を咲かせる。
この行為は変質者の犯行と受け取られたが、佐伯は春日のやったことであると見抜く。春日は別れを切り出すが、佐伯はそれを拒否。全てを知った上で春日を受け入れようとする。
しかし春日は仲村とともに山の向こうを目指して脱走。佐伯もそれを追うが……。
思春期の悩みというものはいつの時代も不可解である。

0
2013年06月08日

ネタバレ 購入済み

佐伯さんは可愛いのに自己肯定感が低すぎて
春日と別れたくないが為に春日のやったことを
全て許そうとしていたけど、なんでそこまでして
春日にしがみつくのか分からない。

0
2020年09月28日

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