あらすじ
ボードレールを愛する、文学少年・春日高男(かすが・たかお)。ある日、彼は、放課後の教室に落ちていた大好きな佐伯奈々子(さえき・ななこ)の体操着を、思わず盗ってしまう。それを、嫌われ者の少女・仲村佐和(なかむら・さわ)に見られていたことが発覚!!バラされたくない春日に、彼女が求めた“契約”とは……!?話題沸騰!!奇才・押見修造が描く背徳的純愛ストーリー!
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Posted by ブクログ
体操着を盗む所は共感できるけど、
文学少年というのは面白い要素とは思いつつ、イマイチ入り込めないなー、
とか1~2話の時点で思っていましたが、
仲村さんの想像の遥か上をいくキャラクターに一気に持ってかれた!
作者の実体験が色濃く反映されてるのもいい。
しかし佐伯さんと仲良くなるのは面白い要素なのは認めるが、
作品全体を通して見るともっと引っ張っても良さそうな気がするが…
1巻読んだだけだと何ともいえないが。
何にしても、さすが話題作と感じさせる面白い作品だと思います。
Posted by ブクログ
前から気になっていたのをとうとう読んでみた。
春日も仲村も中二病くせぇ。って思ってたら、ホントに中2だった。
なんていうか変態ばっかだ。っていうか登場人物少な目だね。
Posted by ブクログ
本が好きな中学生がどSな女の子に弱みを握られ、変態に目覚めて行く話。中学生のころにある、俺って変態なのか?という心理をよく描写できている。男ならわかるのではないだろうか。その変態もクラス一の人気者と付き合うことになり、どSとの間で板挟みになる。ストーリーはなんてことないが、安易にエロスと結びつけないのがよい。
Posted by ブクログ
ボードレールの『惡の華』を愛読する文学少年春日高夫が、放課後の教室でクラスの女子の体操服を出来心で持ち帰ってしまうところから非日常が始まる。先生を「クソムシ」呼ばわりする風変わりな女子仲村佐和から、その秘密を守るためにある契約を迫られる。文学はある意味変態の物語も多いのだが、改めてマンガにされると結構ヒくから不思議である。
でも意外と文学文学してる。
仲村さんが何を考えてるのかさっぱり分からない。
主人公は体操服を盗んだのを目撃されて脅されてるけど
そんなのこっそり捨てちゃってしらばっくれれば
クラスで嫌われてる仲村さんのいうことなんて誰も信じないのでは?