あらすじ
前世の記憶がある公爵令嬢ロザリアは、聖女に婚約者を奪われ、悪役令嬢として断罪される未来を回避するため、奮闘する日々を送っていた。だが、待てど暮せど聖女は現れずなんとそのまま王太子レイモンドと結婚することに!!
聖女の出現を待ち侘びているレイモンドを見て、この結婚は聖女が現れるまでの繋ぎだと気がついたロザリアは離縁後の居場所を探すが……
「結婚したからにはお前が俺の妻だ」なぜかレイモンドは不器用ながらも溺愛してきてーー??
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匿名
手に入れた幸せだから
レイモンドは心を入れかえたのか、ロザリアをだんだんと愛するようになっているのが印象的でした。一方のロザリアもそんな彼の愛を少しずつ受け入れているようで、胸キュンします。聖女がいつか登場するかもしれないというドキドキ感こそ消えていませんが、主人公にはぜひとも幸せになってほしいと思いました。
ロザリア
公爵令嬢のロザリアは聖女を毒殺した疑いで婚約者である王太子のレイモンドから婚約破棄されました。そのときに気を失って気がつくと4歳の頃に巻き戻っていました。その際にこの世界が前世で好きだった小説の世界だと気づいたため、何とかレイモンドとの婚約を回避しようとしましたが、できませんでした。時が経ちましたが、いつになっても聖女は現れず、とうとう彼女はレイモンドと結婚しました。しかし、初夜の場でレイモンドは彼女に対してお飾りの妻だと言い放ちました。結婚早々からこじれていますが、これからの2人の関係はどうなるのでしょうか?