あらすじ
前世の記憶がある公爵令嬢ロザリアは、聖女に婚約者を奪われ、悪役令嬢として断罪される未来を回避するため、奮闘する日々を送っていた。だが、待てど暮せど聖女は現れずなんとそのまま王太子レイモンドと結婚することに!!
聖女の出現を待ち侘びているレイモンドを見て、この結婚は聖女が現れるまでの繋ぎだと気がついたロザリアは離縁後の居場所を探すが……
「結婚したからにはお前が俺の妻だ」なぜかレイモンドは不器用ながらも溺愛してきてーー??
感情タグBEST3
スチュアリス公爵領
レイモンドはロザリアとともにスチュアリス公爵領に新婚旅行に出かけました。まず訪れたのは建設中の聖ミレイ総合治療院でした。この治療院は精神科医が決まらないというので、ロザリアは兄ラインハルトを推薦しました。翌日は聖女の聖地巡りで、レイモンドが聖女のことばかり話すので、彼女は気分を害して途中で帰ってしまいました。旅行を終えてスチュアリス公爵領から王都に戻る途中、レイモンドは高い塔に寄り道しました。彼女とともに塔の上から眺める王都の景色は絶景でした。それを眺めながらレイモンドは彼女に対して、妃としてこの国を守って欲しいと言いました。レイモンドはなぜここまで聖女に入れあげるのでしょうか?