あらすじ
ステリアの一件も落着して、新事業の開拓に集中するローファス。
古代技術の再開発に融資をしたり、【第二の魔王】と協力して汽車の設置を低コストで実現させたりと、ライトレス家の経済を順当に回復させていく。そんな中、災害級の魔物《悪食》を包囲するために、本来まだ出会うべきではないゲームのヒロイン・メイリン率いる王国軍がライトレス領に押しかけてきて――
「進軍は許さないが、協力の要請であれば応じてやる」
僅かな軌道修正が《物語》にカオスをもたらす、激動の第4巻!
感情タグBEST3
実は恋愛小説だった。
個人的には、3巻の展開がちょっとしっくりきませんでしたが、4巻では、ずいぶん盛り返した印象です。
本巻のヒロイン、ユスリカが良かったんだろうなぁ。
あまりヒロインに興味がある方ではないんですが、本作では結構気になります。
今さらですが、恋愛モノだったんだ、と気付きました。
胸部装甲が厚いとか、ボクっ娘とか、無表情とか、ツンデレとか、そういうワンパターンなヒロインがいると真面目に読めませんが、本作は、一人一人が丁寧に描かれています。