あらすじ
名探偵ポアロは、夜ごとゲームに興じ悪い噂の絶えぬシャイタナ氏のパーティによばれた。が、ポアロを含め八人の客が二部屋に分れてブリッジに熱中している間に、客間でシャイタナ氏が刺殺された。しかも、客たちは殺人の前科をもつ者ばかり……ブリッジの点数表を通してポアロが真相を読む。
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Posted by ブクログ
四人の容疑者のうち、半々で見事に明暗が別れた。アンが容姿以外良いところが無さすぎて笑ってしまった。容赦がない。ロリマー夫人はかっこよくて好きだったんだけどなあ。
婦人服売り場でストッキング19足買うお爺ちゃん、怪しすぎて今ならSNSに勝手にアップされそう。
Posted by ブクログ
ブリッジのルールは何もわからないけど最後まで裏切られて満足した
特にロマリーが見た犯行シーンが盗癖のあるメレディスが宝石に興味を持っていたのをそう見ただけというのがよかった
プロファイル物って言ったことを鵜呑みにするしかないんだけど今回は四者四様でかつわかりやすい性格なので個人的に納得感あった
Posted by ブクログ
悪評で有名なシャイタナのパーティに招待されたポアロ。そこにはシャイタナのほかにポアロ含め8人の人間が招待されており、彼らは2組に分かれてブリッジをすることに。その最中、シャイタナが何者かに刺殺された。部屋には誰も出入りしておらず、そこにいたのはポアロとは別の組の4人のみ。シャイタナには人の弱みを握り悦に入るという悪趣味があり、どうやら4人には後ろ暗い過去があったらしい。ポアロたちは4人の過去を調べるとともに、ブリッジの手法や得点表から彼らの心理分析を行なっていく。
そうしていくうちに、ロリマー夫人が罪を自白する。だが犯罪の性質的に彼女が犯人ではないことを見抜いたポアロは、彼女がアン・メレディスを庇っていることを知る。ブリッジの最中にたまたまアンがシャイタナを殺すところを目撃したロリマー夫人は、自身が病気で余命いくばくもないこともあり、未来あるアンを庇ったのだった。直後にロリマー夫人は睡眠薬を服用して命を断つが、それはドクター・ロバーツの計略だった。アンがシャイタナに近づいたとき、シャイタナはロバーツによりすでに殺されており、アンは宝石を盗もうとしていただけだったのだ。だがアンはアンで自分の利益のためなら平気で人を殺す人間で、最後は親友のローダを殺そうとした結果自身が死ぬことになる。4人の容疑者のうち唯一デスパード少佐のみがローダと結ばれハッピーエンドを迎える。
ブリッジの最中に殺人が起きる、容疑者の4人にはともに後ろ暗い過去がある、など設定が奇抜かつ魅力的。さらに探偵側はポアロのほかバトル警視、レイス大佐、(クリスティーを投影していると言われる)オリヴァ夫人と濃いメンツが揃っている。その分、ポアロの印象がやや薄まってしまっていると言えなくもない。ブリッジのルールがわからずとも問題ないのはある意味フェアだが、基本的には物証ではなく心理面での推理がメインになっているため犯人当てはかなり難しいと思われる。
●見どころ
・大量のストッキングを購入して不審者扱いされるポアロ
Posted by ブクログ
全く知らなかったがオールスター編だったのか。普通に容疑者4人以外のレイス大佐とか疑ってたぞこっちは。初耳のブリッジはクリスティーオリジナルゲームかと思ってた。面白そうなのになんで日本で浸透してないんだろう。2vs2のゲームで1人休憩てよくわからんな。
他の方もおっしゃっているように、ゲームから容疑者の心理や性格を分析するスタイルは『カナリヤ殺人事件』や『心理試験』を想起させるが、それ一辺倒にはならず、容疑者4人の過去の犯罪にも焦点を当てている分、説得力があると思う。後ろめたい過去のある4人の容疑者をポアロが聴取で追い詰めていく展開も高度な騙し合いとなっている。フェミニストの推理作家はやや浮いた道化として描かれているので、完全に投影しているわけではないのだろうが、推理作家の苦労やポリシーが伝わってきて楽しい。
ブリッジ知らなくても結構面白い。ブリッジ自体も多分ポーカーより面白い。
Posted by ブクログ
『ゼロ時間へ』で頼もしい活躍を見せたバトル警視が登場するとのことで手に取りました。カバー見返しの登場人物リストは最少なのでは??
バトル警視だけでなく、探偵役はポワロさんにオリヴァ夫人、レイス大佐と、まさにお菓子のアソートパックのような豪華さ。それぞれの探偵の捜査方法が異なっていて、楽しく読めました。
それにしても、犯人が○○と思いきや実は○○と見せかけて○○だったとは……。
その立派な人柄から、○○○○○○の告白に衝撃を受け心打たれていたのですが、そこから二転三転。まんまとクリスティー女史の手のひらで転がされてしまいました。ネタバレありでも書けない!笑
イギリスを舞台にした作品では必ずといっていいほど出てくるブリッジがテーマということで、ルールがわからないと楽しめないのでは?と敬遠していましたが全くの杞憂でした。もちろん、ブリッジを知った上なら各プレイヤーの性格がわかって面白いんだろうなぁ。
容疑者のうち、誰が何を見てどんな発言をしてどう行動したか?それぞれ書き出して読み進めるのも楽しそうな一冊です。