あらすじ
空良が高虎と祝言をあげ、力を合わせて日向埼の統治にあたって数年が経った。親から捨てられ名前すらなかった空良が今は高虎の伴侶として愛を注がれ、戦場では鬼神と言われる高虎も空良の前では己を鎧うことなく心を許していた。そんなとき、空良の双子の姉が日向埼を訪れる。本来なら高虎に輿入れするはずだった姉の今更の来訪に空良は?
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続きがでたことに感激です。
空良の姉の登場でどのようにお話が進むのかと思いましたが、やはり野原先生は素晴らしい。
読後の感想をまとめられずうまく伝えられないのですが、人間って強かで愚かだけどあたたかい。そう思わされた巻でした。
高虎の空良への変わらない深い愛情。
高虎の姉に対する思いも大いに共感。
また読み返したいです。
6作目ですか。。。
ずっと読んできたシリーズなので、続きが読めて嬉しい。新たな領地で3年目、すっかり領主と伴侶が板についてきた二人に忍び寄る不穏。ソラの姉が登場!!
登場人物がどんどん増えていくが、ここにきてラスボス感が半端ない。本来ならば領主の妻は自分だと、まるで元カノ登場の様にピリついた。ソラの気持ちの機微も丁寧に描かれていて、読み応えがあった。
夫婦喧嘩や反抗期?もありながら、雨降って地固まるの言葉通り、しっかりした絆で繋がった2人がとてもよかった。
早くも6作目。私がこれまで以上に笑ったお話でした。双子の片割れの菊姫登場。大ボス来たという気分。最初は清楚で綺麗で控えめな人と思いきや化けの皮が剥がれた当たりからおもろキャラになりました。そりゃお姫様と言われてたのに没落して嫁ぎ先でもいろいろあったし捻くれるわけで。でも高虎様同様心は蹴りたい気分でした。空良の反抗期が来てずっとイチャイチャな高虎との冷戦が新鮮。そして最後の後家と嫁の水攻めの劇は素晴らしいかった。