あらすじ
アルダシール王国では、霊獣の卵を持って生まれてくる者を“霊獣使”と呼ぶ。その中でも、王の守護者であり代弁者とされるのが、竜の霊獣使である左宰相のカーレーン家と、鳳凰の霊獣使である右宰相のスーレーン家だった。そんなスーレーン家の第一子として生まれたミフルは、次期宰相としての期待を背負っていた。しかし六歳の時、目覚めた霊獣が鳳凰ではなく蛮獣とされる獅子だったため、王から疎まれ国を追放されてしまう。ミフルと霊獣のミシャカは砂漠での生活を余儀なくされたが、追放から二十年、突如宮殿に戻るよう王命が下る。それを伝えにきたのが、幼馴染みであり現大宰相のイザークだった。王家にもイザークにも不信感を抱くミフルは、宮殿行きを拒んだが『ミフルを戻さなければ国が滅びる』というお告げが下りたらしく、さらに、イザークから「お前のことが好きだ」と熱い想いを告げられて…?
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ストーリーも絵も素晴らしい
色々な伏線を回収しながら、ひと山もふた山もあるストーリー
最後までグイグイ読ませます。
主人公二人の男らしさ、かっこよさ、またイメージ通りのイラストも素晴らしいです。
久々に満足度の高い作品でした。
感動
とても壮大な物語でした
読んでいて引き込まれました
こんなに話の内容に感情を持って
いかれたのは初めてかもしれません
星5
本当にファンタジー小説。
これBL枠かなと思うほどです。様々な困難がありますが、主人公の二人の力強さと精神のしなやかさに惹きつけられ、あっと言う間に読了でした。
とても面白かったー
押絵もマッチしていて世界観に入りやすかったです。
匿名
続編が読みたい!
はじまりは重く、かたいものだったが徐々に並に乗るに連れてワクワクドキドキし、最後はコミカルになっていく。これが堪らなく楽しい。
電子書籍につくショートストーリーは特に楽しい。
続編が出ないだろうか、このまま終結してもおかしくはないけど、続きも読みたくなる作品。
途中で薄々察せる真実。
キーワードが揃いこれがBLである事を踏まえると魔獣の辺りからなんとなく察する事ができます。
それでも(主役二人のではなく)キーパーソン二人の結末は良かったけれども。
寧ろ、主役CPよりもそちらのCPの方が好きすぎて、その二人が幸せになる事ができるパラレルが読みたいと思いました。
あと、昔はあまり好みじゃなかった小山田先生の絵も長い年月で微妙に変わっていて私好みになっていたのも大きかったです。
元々画力の高さで人気の方でしたが、龍が素晴らしかった!
あと、仔ライオンではなく、成獣の雄ライオンがそのまま小さくなっている姿や、イラストはありませんが文章に出てくる扉を鼻先で押して開ける姿を想像すると可愛すぎて悶えました。