あらすじ
日産調達部で世界を股にかけて活躍する著者(でも、もともと<どもり>で、パリッと論破することやゴリ押しで話をつけることは大の苦手)が、図解で問題の解決策を見つけ、場の主導権を握り、相手とのコミュニケーションを円滑にできる手法を教える。
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Posted by ブクログ
チェック項目10箇所。多くの若手ビジネスマンが求めているのは、「明日会うお客さんと、どう話せばいいんだろう?」「今日中に、優先して処理する仕事は何だろう?」など、身近な問題を図解で解決する方法、そのため、本書は目の前の課題を解決したいと思う若い世代の方の役立つように書きました。人というものは、自分の意見を受け入れ、共感してくれる人に親しみを感じるもの、誰かの意見を聞いてそれを図に整理すると、その人は「ああ、私の意見をきちんと理解してくれているんだ!」と感じてくれるのです。1つの図は、1分以内で
描きあげる、キレイに描こうと思わず、手描きで済ませる。相手と一緒に図を作ると、こちらからの言いっぱなしではないので共通理解が深まります、また、相手が問題により主体的に関わることで、納得して行動してくれる効果もあるでしょう。図を描く目的は「頭の中をスッキリと整理し、相手にわかりやすく伝えること」、決して、「美しい図を描くこと」ではありません。手描きには弱点もあります、それは、「描いた図を記録できないこと」です、そこで私は、ホワイトボードやノートに描いた図をスマートフォンで撮影して画像を保存し、場面やプロジェクトごとにフォルダに分けています。図解改善の目的は、「誰でも」、「簡単に」、「短時間で」頭の中身や状況を整理することにあります、時間をかけることは、この基本方針に明らかに反しているのです。図を作る目的は、形の揃った図を描くことではありません、あくまで、自分の頭の中身を整理することです、ですから、自分にとって表現しやすく、頭に入りやすいやり方を取ればいいのです。図解を使えば、ごく短時間で物事を整理できます、でも十分な情報が出そろわないうちに整理作業を始めても無意味なのです、まずは、頭の中のモヤモヤとしている考えを、全て書き出すこと、それが図解を書くためには不可欠です。自己紹介とは、自分の特徴、つまり他の人とは違っている点を伝えることです、だから、「他人でもできること」より「自分にしかできないこと」を強調するほうが、ずっと効果的なのです。
Posted by ブクログ
図解=思考整理ツール。ツールはシンプルに限る訳で…。
普段何気なく使っている図の使い方と目的を意識して絞り込み、習慣化することで※
「この問題を解決するのにはどのフレームワークが適しているのか…?」とか悩む時間を大幅にカットできそう。
前提となるのはやはりメモによる見える化、ここしばらく減ってしまったメモ量を元に戻すところから始めたい。
※
△:なぜ◯回分析など
○:ベン図
+:ポートフォリオ分布図
⇒:スケジュール・ガントチャートなど