【感想・ネタバレ】花束は毒のレビュー

あらすじ

未来屋小説大賞受賞!
芳樹は憧れのかつての家庭教師・真壁が結婚を前に脅迫されていると知り探偵に調査を依頼するが――。完全に騙される傑作ミステリー。

憧れの家庭教師だった真壁が結婚を前に脅されていることを知り、僕は尻込みする彼にかわり探偵事務所に調査を依頼。そこに現れたのは中学時代にいじめに遭っていた従兄をえげつない方法で救ってくれた先輩の理花だった。調査を進めるにつれ、見えてきた真実。背筋も凍るラスト。気鋭のミステリ作家による、衝撃の傑作長編!

※この電子書籍は2021年7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった。真壁を信じられるか信じられないか。そこを中心に揺れ動きながら決定的な証拠の出現に天秤が大きく傾いたところで明かされる真実。正直主人公のモヤモヤにテンポが損なわれているようにも感じたが、後半の展開は目が離せなかった。
主人公が迷う気持ちも分かるけど、伝えた方が良いと思うな。やらない後悔よりやる後悔という言葉もあるように、知らなかった方が良かったなんてことが本当にあるのか疑問。かなみの手段を選ばない様子には結婚生活の中で違和感を覚えることも出て来るんじゃないかな。何かの拍子、真壁の幻想が壊れた時、知っていて黙っていた事に主人公は耐えられるのか。それにかなみは主人公が真実を知ったことに気がついているかも知れない。実父が陥れられたように、今度は主人公にも切っ先が向くかも知れない。しかし一方で破局した時にかなみの執着心がどうなるか分からないのも恐ろしいところではある。
明かされた真実、狡猾な犯人、物語の先の想像、とても面白い一冊だった。

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2026年08月02日

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ネタバレ

衝撃の真相に鳥肌…。人の執着って恐ろしい。
結末に至るまでの過程がやや単調なのは気になった。
かなみ主観版が読んでみたい。。

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2026年10月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かったが、探偵の依頼を躊躇する理由や事件の真相は予想できてしまった。


『事件を大事にしたくないと考えた保護者が示談を進めてしまったが、実際には被害者本人は納得しておらず、真壁さんを恨み続けていたとしたらー彼が不起訴になって釈放されたことを許せずにいるとしたら、罰を与えるつもりで、嫌がらせを続けているのかもしれない。』

このセリフを真面目でお人好しな主人公に言わせることに少し驚いた。示談や不起訴に関係なく被害者は一生恨んでいるだろう。男性作者らしいなとこの一節に思った。


全体的にはテンポもよく面白かった。北見先輩のキャラがよかったので、続編があれば読んでみたい。

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2026年09月22日

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ネタバレ

最後の結末に鳥肌。私だったら真壁に真相を伝える。それで今彼が傷ついたとしても、恐ろしい考え方の人と一生共にするよりましだと思う。今は彼を愛していたとしても、いつまた冤罪をかけられるかわからない。不倫相手と結婚しない方がいいのと一緒な気がする。

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2026年07月05日

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ネタバレ

昔の家庭教師に脅迫状が届く。結婚をやめろ、と。お世話になった過去がある主人公は見てられなくて、代わりに探偵事務所に相談に行くと、そこには中学時代に助けてくれた先輩がいて、捜査を依頼する。

途中から犯人には察しが付いた。その動機にも。ただしその動機は本当に恐ろしい。こんなことで罪を着せられたらやはり犯人にさせられてしまうのだろうか。レイプされた女性の言い分は疑われることなど無いのだろうか。

ラストは主人公がどう選択したのかが示されず、非常に気になる終わり方。モヤモヤする。。。

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2026年06月21日

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ネタバレ

うっすらと結末がずっとわかってるような感じ
うっすらだったから真壁の見方が二転三転して面白かった
最後は、、、う〜ん、悩むよね、あの一瞬じゃとてもじゃないけど決められない

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2026年05月24日

み

ネタバレ 購入済み

面白い!けど私的には予想通りっちゃ予想通りだったので、もうすこし捻りがほしい気持ちも…。あとかなみ側のストーリーももっと読んでみたい。

#ドキドキハラハラ #怖い #ダーク

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2024年12月12日

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ネタバレ

初めて織守さんの作品を読んだ。
お兄さん的な存在の真壁を過信する木瀬に子どもっぽさを感じながら、物語がどんな風に進むのかドキドキしながら読んでた。
脅迫の手紙がかなみ宛だったとわかった時の衝撃とかなみの執着心に鳥肌がたった。
最後、花束を持ったかなみと真壁が近づいてくるとこで物語は終わるけど『花束は毒』っていうタイトルだから、かなみが持ってる花束が木瀬達にとって毒になる何かなのか、かなみなら自分が欲しいものは必ず手に入れる人だから探偵のことも何もかも知ってそうだし花束に何かしらの意味がありそう。
最終的に木瀬が真実を真壁に言ったのか言ってないのか、その後かなみと真壁がどうなるのかめちゃくちゃ気になる。

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2026年09月26日

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ネタバレ

読みやすく一気読みできた。あまりにも婚約者サイドの深堀がない時点で展開の予想はある程度出来、そこまでの衝撃はなかった。人が死なないのに締めくくりはしっかりホラーで秀逸。

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2026年08月28日

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ネタバレ

信じるか信じないか、ずっと揺さぶられながら読んだ。正しさを明らかにすることが必ず善とは言えないし、私も木瀬くんの立場だったら迷うと思う。
今が幸せならいいんじゃない?という気持ちと、同じことが繰り返される可能性を今この瞬間に消したい気持ちとで。モヤモヤが脳内に残る感じが逆に良いラストだった。
愛が執着になったら、二度と愛に戻ることはないからな~

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2026年08月10日

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ネタバレ

表紙の装丁が美しくて印象的。
6まで読んで大体のおちが分かり、もう1回転あるか?と思いながら読み進めたけど、考えた通りのラストだった。この類の犯罪はやったやらないで揉めるの現実でもよく目にするので、読者が男性の方がより強く恐怖を感じるのでは。
私ならすぐに言うな、と読み終えた時は思ったけど、信じてもらえないかも知れないもんね…。

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2026年06月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

コワ〜!面白くはあったけど、ちょこちょこ違和感。
いくら正義感が強いとはいえ、学生時代に数年間お世話になった家庭教師のために19歳がここまでリソース割くか?という感じだし、そもそも真壁が無実そう過ぎたので結末もかなみへの恐怖しかなかった。真壁がもっと怪しいムーブしてたら意外性あったかも。かなみの人柄も全く出てこないままラストで怒涛に明け透けになったので少し拍子抜け。
とはいえ展開や設定は面白かった。

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2026年05月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

主人公はかつて家庭教師をしてもらっていた憧れの人間と再会したが、実は未成年者を強姦した事件の加害者であると知った。知ったにも関わらず盲目的に無実を信じ続ける姿に先ずはゾッとしました。
性犯罪という非常にナーバスな題材において、加害者側の未来を懸念するセリフが多々出ている所もかなり違和感があった。
読者にとってはラストまで、加害者が本当は無実なのかそうではないのか50:50が望ましい気がするが主人公の盲信(作者の描写)により本当は無実なんだなと透けて見えてしまいました。それに伴い、解決編の前に真相が想像できてしまうのは残念でした!

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2026年05月28日

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