あらすじ
魔種族統一国家オルクセンの王グスタフは、オークらしからぬ穏やかで理知的な名君と名高い。それは彼が特殊な事情を抱えてこの世界に生まれてきたためであった。
グスタフ王は故郷を追われ臣民となったダークエルフの美女ディネルースと心を通わせ、ついにエルフたちの国エルフィンドに宣戦布告する。
奇襲ともいえる神速の開戦により、戦いはオルクセン軍の圧倒的有利で進むかに思われたが……。
重厚にして胸アツ!空前絶後の異世界軍事ファンタジー、待望の第3弾!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
やっとエルフィンド側にもかっこいい人が出てきた
本当に一方的に焼き払うだけだと物足りないからね
グスタフ王の度量は凄い
ここまで圧勝でも覚悟はいる
Posted by ブクログ
戦闘開始!
勝手に陸メインの戦いになるのかと思ったら、海戦を始めに持ってきた所に良い意味での裏切りと新鮮さを感じた。
オルクセン軍の先手必勝から撃ち崩して行く爽快感とディネルース達、陸からの奇襲というより白エルフ達への報復…その最初の地がかつて己が統治していた場所。
胸熱くなる瞬間だったろうけど、悔しさ、虚しさ、その他いろんな感情が湧き上がっただろうな。
順調に押し進められていた海戦も、まさかエルフィンド側から同じように奇襲をかけられ戦火に散る者達が出ようとは…。
すんなり進み過ぎているとは思っていたけど…部隊の中でも明るく情に熱く、先陣を切って突入していく彼らがやられていく様に心が痛んだ。
出来れば、完全勝利!なんてものを夢見ていたが、そう上手く事が運ばれるわけもなく…今後もそういう場面に出くわすことがあるのかと思うと、いたたまれなくなりそう…。
この出来事はまだグスタフは知らないのかな?
この一報を耳にした時の彼はどう感じるのだろう。
白エルフの方も一筋縄ではいかない事情もありつつというのが見え隠れして、この先どう反撃を仕掛けてくるのか動向が気になる。
オルクセン側もどう攻めていくことになるのか…グスタフ次第?
冷静沈着、懐大きい彼の胸中は?頭の中は?