あらすじ
■「やりたいことがわからない」と、無駄に焦ってはいないか?
ミリオンセラー作家が説き明かす、人生が変わる働き方論
夢ややりたいことを見つけて、それに向かって人生を歩もう―。
この考え方がたった1つの正論のように世の中に浸透し、
それしか成功する方法はないかのように
思い込んでいる人は多い。
たとえ今、明確な夢ややりたいことを
持っていなかったとしても大丈夫。
なぜなら、
あなたが今想像している未来をはるかに超える
現実を手に入れる方法は存在するから。
■なぜ働くのか?どう働くのか?そして、人生とは何か?
ミリオンセラー『人は話し方が9割』&
ベストセラー『君は誰と生きるか』の著者が、
師匠と若者の対話を通して説き明かす、
人生が変わる働き方論、誕生。
「夢・やりたいこと」神話からあなたを解き放ち、
仕事も人生も、今より数倍楽しくなる――。
「君は、なぜ働いてる?」に対する、
あなただけの答えが見つかる1冊です。
■本書の内容
・まえがき―「やりたいことがわからない」と、無駄に焦ってはいないか?
・プロローグ―やりたいことがわからない? 良かったじゃないか。
・第1章 夢がなくてもうまくいく
・第2章 働く意味の見つけ方
・第3章 道が開ける一問一答会
・第4章 仕事がうまくいく人のルール
・最終章 君はなぜ働くのか
・エピローグ―人生に意味を持つということ
・あとがき―やっとこのテーマが書けました
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Posted by ブクログ
まず目の前のことに全力を!
まだ働いていない自分にはピンと来ない話も多々あった、しかしこの本の中には人生における格言にしようと思った言葉がいくつもあった。
読み返せば読み返すほど増えそうでワクワクしている!
ポジティブに物事を捉えよう!!
ライバルではなく先生だ!
Posted by ブクログ
「夢を失っても人は生きていける。しかし、意味を失ったとき、最悪、人は死ぬという選択をする。」
66
とにかく今いる場所で仕事を楽しむ力を身につけること
→どうすれば日本一の母親になるか?日本一の母親だったら、どんなことをするか?
→働く意味がわかるとモチベーションが変わる
135
人の心に響く伝え方
→ただ相手が幸せになることだけにフォーカスして話す
「意識すること」と「場数」
『自分がどうカッコよく伝えるか』ばかり意識しがち
161
「名誉欲」の試験
「どんな甘い誘惑がきても、あなたは目の前のやるべきことに集中できますか?」
164
世の中で「すごい」と言われるものに価値を置いてはいけない。それが「すごいと言われたい地獄」の入り口だから
166
どれだけ仕事(メビック)がうまくいったとしても、考えなくちゃいけないのは、どうしたらもっと目の前のお客さんに喜んでもらえるかってこと。それだけ考えていればいい
194
扉に気づく方法
→その分野で頼まれごとが増えていく
→「必ず期待以上で返す」という気持ちで取り組む
Posted by ブクログ
君はなぜ働くのか
―人生を動かす「問い」と「覚悟」―
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1|夢がないことは、可能性だ。
「夢がない」って、不安になるかもしれない。
でも、夢がないほうがうまくいくこともある。
なぜなら、夢は時に自分の可能性を狭める。
だから、今やりたいことがわからないなら――それはチャンスだ。
「なんでもできる」状態にいるってことだから。おめでとう。
大切なのは、“今この瞬間”にどれだけ集中できるか。
本気で目の前に向き合えば、道は自然にひらけていく。
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2|起業に必要なのは、二つの覚悟だけ。
成功の鍵は、「お客さんを幸せにする覚悟」と「自分が幸せになる覚悟」。
For youとFor me、どちらか一方じゃなくて両方を持つ人が、強い。
起業とは、その2つを本気で叶える手段にすぎない。
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3|伝えるとは、技術じゃなくて愛。
大事なのは、自分を伝えることじゃない。
目の前の人の心を、少しでも楽にできるか。
自己重要感をどう高められるか――その一点に集中すれば、言葉は自然と届く。
伝えるとは、届けることではなく、届くように差し出すこと。
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4|成功とは、「また」と言われる人になること。
「また会いたい」「またお願いしたい」
その“また”の積み重ねこそが、信頼であり、ブランドであり、成功。
そのために必要なのは、自分を磨くこと。
言葉遣い、心配り、姿勢、生き方――すべてが人を惹きつける。
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5|本物の成功者は、人を活かす人。
どこまで成功できるかは、自分ひとりの力では決まらない。
周りの人をどれだけ活かせるか――それが本当の実力。
チーム、家族、お客さんの魅力を引き出し、チャンスを与えること。
「人を活かす人」が、最終的には自分をも活かす人になる。
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6|「すごい」と言われたい地獄
名誉欲に支配されると、大切なものが見えなくなる。
損得で人と接し、本質を見失い、気づけば大切な人が静かに去っていく。
だからこそ、「すごい人」ではなく、**「信頼できる人」「一緒にいたい人」**であり続けよう。
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7|「夢」より「なぜ」に生きる
夢や目標は、達成したら終わる。
でも、目的――なぜそれをするのか、という問いには終わりがない。
“なぜ”を問い続ける人は、チャンスを逃さない。
形にとらわれないからこそ、ブレずに進める。
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8|人生を「旅行」じゃなく「冒険」にする
計画通りに進む人生もいい。
でも、予定外を楽しむ人生の方が、濃度は高くなる。
困難も、想定外も、すべてが人生の「実感」になる。
未来より今、明日より今日。
スパンが短くなるほど、集中力とエネルギーは高まる。
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9|「何を言うか」より「誰が言うか」
人は、正しいことより、実際にやって結果を出した人の言葉に耳を傾ける。
伝える力を持ちたければ、まずは結果を出すこと。
経験から生まれた言葉だけが、人の心を動かす。
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10|誰のために働くのか
「自分は誰を幸せにしたくて働くのか?」
その問いに答えられる人は、強い。
誰かを想って働くとき、人は驚くほどの力を発揮する。
自分のために踏み出した一歩は自分を支えるけど、
誰かのために踏み出した一歩は、自分を超えていく。
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11|人生は、「誰と出会うか」で変わる
たった一人の出会いが、人生の方向を180度変えることがある。
人との出会いは、自分では選べない。
だからこそ、出会いはギフト。
人生は、「何をするか」よりも、
「誰と出会い、どう生きるか」で決まる。
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▷ 最後に。
君はなぜ働くのか?
夢がなくてもいい。目的があればいい。
すごい人にならなくていい。愛される人であればいい。
未来を心配しなくていい。「今」を大事に生きれば、未来はついてくる。
人生は旅じゃない。冒険だ。
どんな日も、どんな瞬間も、自分らしく楽しんでいこう。
Posted by ブクログ
会話形式で進む書籍なので内容量としてはあまり多くはなくスイスイ読み進めることができた。
自分は何のために働いていたんだっけ?目標は何だったんだっけ?なにもわからなくなっていた時にふと目に入って手に取った本だったが、考え方のヒントを得られた気がする。
今の仕事をやめたいと思ってからあまり頑張れていなかったが、辞めると決めて3ヶ月本気で頑張ってみる、今の仕事に全力で向き合うことを大事にする、というのが今の自分のモチベーションにつながりそうな気がする。
常に「なぜ働くのか」という視点を持って現在の仕事やこれからの仕事内容を考えていきたい。
Posted by ブクログ
ジャケ買い。師匠と作者の会話形式の本。非常に読みやすい。『君はなぜ働くのか』との問いに哲学的なアプローチで記載している。
前提として今夢がない、やりたいことがないというのは大いに結構。別にあることが正ではない。むしろ今後の可能性が広がるとしている。
結論としては目の前にある仕事を徹底的に行うことで新たな道が開けてくるというもの。
夢を失っても生きていけるが、意味を失っては生きていけないかもしれない。意味を自分なりに見出せばよい。
運命の椅子。昇進の椅子が空いた時にどうするか。答は迷わず座る。世の中から用意された椅子だから
この本を読んで、どのような状況に置かれたとしてもようは気の持ちよう。1日のうちで最も長い時間は仕事をしているので、そこにやりがいを見出すことで人生が豊かになるという教え。結果は後から付いてくるので、まずは実直に取組、周囲から『また』会いたいと思われるような人を目指す。
Posted by ブクログ
夢がなくても成功できる。むしろない方がいい。
今の仕事を好きになること。仕事が向いていると思えるようになる。
夢が見つからない理由=困ってないから。夢が生まれるのは困りごと、飢えが必要。
今の時代、無理矢理夢を探すより、目の前の仕事に使命感を持つ方が成功する。
目の前のことを真剣にやると、道が開ける。
期日を決めない。点が日にちを決める。自分は真剣にやるだけ。
電球を磨くのではなく、少し先を見る。この電球で家族が楽しく暮らしている場面を想像する。磨いているのは電球ではなく、人の幸せ。
仕事を楽しむ力=成長を楽しむこと=できなかったことができるようになること。
なんでもやらされる小さな会社。
やめたいと思ったら、3ヶ月間全力で仕事をする。それからやめる。やめたいと思わなくなるかも。
心を壊してまでやるものではない。それくらいならすぐにやめる。
起業するのであれば、セミナーにいくより起業したほうがいい。
起業ではニッチを狙わない。元々ないものは普及させるのにパワーがいる。
負けたくないなら、いい所を探して真似る。
伝えるときには、相手に向いて伝える。かっこよく見えるように伝えない。
夢を持たなければ成功できない、はウソ。
また会いたいと思わせる人のルール=魅力を高める。どんな人とまた話をしたいか。
相手の感情を読む。自分の感情を先に出さない。
夢と見栄を混同してはならない。
すごい、といわれたい地獄。考えるべきはお客様のこと。どうやって喜んでもらえるかを考える。
商いは飽きない=自分ではなくお客さんが飽きないこと。飽きると規模を拡大したくなる。自分が飽きても関係ない。お客が飽きたら商売にならない。
やりたいことがないのなら、だれかから勧められたことをやる。やりたいことより人からこれをやったらうまくいくよ、といわれたことの方が成功確率が高い。