あらすじ
志穂乃の治療を行ったセラフィナから彼女が特殊な毒に侵されていたことを知らされた司は、事態の裏側にかつて自身を暗殺しようとした王女アリアーヌの影を感じる。一方、不穏さを増す魔族と人間の関係は、魔族の街に暮らす彼の立場にも微妙な影響を与え始めていた……。すべてが複雑に絡む情勢下、司が下す決断とは――?
「ここで死にたくないなら、僕と取り引きしないか」
魔法文字が紡ぐダークファンタジー、新展開の第3巻!
感情タグBEST3
ちゃんとしたラノベです
エロ要素の多いものは、どうしてもエロ側によっていってしまったり、本筋のストーリーや描写が適当になりがちと思いますが、本作は、バランスを崩さず、手を抜かず、内容がしっかりしています。
3巻で、このレベルを維持してるのは、作者さんに実力があるからと思います。
エロ部分があるため、本筋の進みが遅い印象はありますが、それは仕方がないかなと。
ヒロインズが、安易に仲良くならないのも、良いと思います。仲良くさせちゃう方が、書き手としては楽だろうと思いますが、大抵は読むに耐えない軽薄ハーレムラノベになるでしょうし。
ほとんどが楽な方に流されている粗製濫造の現代ラノベ界で、節度をもって厳しい道を歩んでいることに敬意を表したいです。
とうとうここまで来れたのかも
やっと、妹の病気?治療が終わったあとの話ですが
領主騒動、病気になった原因と色々騒動は尽きないのですが、次巻へのステップ巻と見ても良いかと
勿論、期待の展開もあって妹のあれこれも完備です
これからどんな展開が待ってるか楽しめると思います