あらすじ
梟第三部、完結!
今宵、知られざる梟の夜が幕を開ける……。
バットマンは「梟の法廷」など単なるおとぎ話にすぎないと考えていた。だが、今は違う。実際に不死身の暗殺者タロンに殺されかけ、「梟の法廷」の存在が19世紀にまで遡るものだと知った。ゴッサムシティを支配する謎の秘密結社「梟の法廷」が、闇の騎士を始末すべくタロンの群れを解きはなったとき、バットマンの仲間たちも命がけの戦いを繰り広げていた……。本書は『バットマン:梟の法廷』と『バットマン:梟の街』の裏側で起きていた出来事を収録した作品である。バットマン関連誌で展開されたクロスオーバー大作『バットマン:梟の夜』にて、梟三部作は完結する!
●収録作品●
『ALL-STAR WESTERN』#9,『BATMAN』#8-11
『BATMAN ANNUAL』#1
『BATMAN THE DARK KNIGHT』#9
『DETECTIVE COMICS』#9
『BATGIRL』#9
『BATWING』#9
『BIRDS OF PREY』#9
『NIGHTWING』#8-9
『BATMAN AND ROBIN』#9
『CATWOMAN』#9
『RED FOOD AND THE OUTLAWS』#9
(c) & TM DC.
感情タグBEST3
匿名
バットファミリー好き必見!
ストーリーについては深く触れていませんが、構成や登場キャラクターについてはがっつりネタバレしてるので注意!
今作のコメンタリー(解説)を読んではじめて、メインストーリーが1冊目の「梟の法廷」で完結してることに気づきました(笑) DCの映画や邦訳アニメ&ドラマはいろいろ見てるんですが、コミックはこのシリーズがほぼ初めてなので、そこら辺の見方がよくわかってなかった…。とはいえバットマン個人誌と各バットファミリー個人誌のクロスオーバー作品ということで混乱する人もいるかもしれないので一応、今作はバットマンvs梟の法廷…の裏側、バットファミリーvsタロンのサイドストーリーが収録された巻ですよ、と説明を書いておきます…(恥)
感想としては、バットファミリー各々のゴッサムへの思いとか、仲間との絆が垣間見えてすごく良かったです! アウトローズとかバーズ・オブ・プレイとか、ファミリーが現在所属してるチームとの共闘が見られたのもグッドポイントでした。それぞれのタロンに個性とバックストーリーがあって、梟の法廷がどういう組織なのか、何をしてきたのかが語られているのも見どころ。バットファミリーのファンなら必見の1冊です!
Posted by ブクログ
第1巻『バットマン:梟の法廷』、そして第2巻『バットマン:梟の街』に続く第3巻『バットマン:梟の夜』は、第1巻と第2巻を補足するクロスオーバー作品(サイドストーリー集)。謎の組織「梟の法廷」と対峙するバットマン。その裏側で、相棒のロビンやナイトウィング、そしてレッドフードにバットガール、キャットウーマン達は何をしていたのか? 「梟の法廷」を中心に巻き起こる事件にどのように関わっていたのか? 本作品を読んではじめて、“梟"三部作が完結する。謎めいたストーリーと畳みかけるようなアクションが絶妙にブレンドされ、オールカラーで描かれたアメコミの醍醐味を味わわせてくれる。最先端のアメコミをとくと見よ! この作品では、バットマン・ファミリーのロビン、バットガール、レッドフード、ナイトウィング、バーズ・オブ・プレイ(ブラックキャナリー、バットガール、ポイズン・アイビーなどのヒロインチーム)が、どのように梟の法廷と戦ったかが、描かれました。それぞれの思いや葛藤を抱えながら戦うバットマン・ファミリーの姿は、あまり描かれることがないので(梟の法廷の一員となるべき宿命に抗うナイトウィングなど)、バットマン・フリークには必読の番外編です。