あらすじ
レストランのメニューというのは、上から3行目が、一番注文される確率が高いのです。つまり、そこに利益率の高い料理を置けば店の利益が増える、ということ。料理の順番を並べ替えるだけで、経営が改善することもあるのです。
そんな、目からウロコのレストラン経営手法。そこから学ぶ、一般ビジネスパーソンが仕事に応用できるテクニックが満載です!
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Posted by ブクログ
飲食店関係者だけでなくサービスを提供する人に読んで貰いたい本。
飲食店では経営者だけでなくスタッフも一緒になって、お店で実現したい夢・目標を創る時の教科書になります。
良質なサービス提供は善く生きることと、2000店以上プロデュースしてきた著者がたどり着いた核心が綴られています。
Posted by ブクログ
著者は空間プロデューサー、フードビジネスコンサルタント、中小企業診断士。
中小企業診断士らしいマーケティングの本です。
特に飲食業関係者は参考になる部分が多いと思います。
Posted by ブクログ
紹介されている大事な事…
・自分の拘ってる部分は積極的にアピールする。
・全員に3点貰えるではなく、10人に1人が5点をくれるものをつくる。
後は他のビジネス書とだいたい同じ。
Posted by ブクログ
フードコンサルタントの著者が書いたビジネス書。
とても面白く読むことが出来ました。
ベースは飲食店の繁盛を目的としておりますが、
マーケティングの基礎知識を学びながら、実際に
どう生かせばいいのか、という実例も多く載っております。
・誕生日DMの効率的な出し方
・期待度数と満足度数のバランス
・どの商品を値下げすればよいのか
実際の飲食店で抱えている悩みも、バッチリ解決できそうな
とても勉強になる内容が多数。飲食に携わる人でなくても、
中間管理職~の立場の人であれば面白く読むことができるでしょう。
Posted by ブクログ
レストランのメニューから見る、これからのビジネスの展望を説いている一冊です。
実際にメニューの上から3番目の料理はよく出るのだそうです。そしてこれこそ、成功している飲食店が仕掛ける戦略の一つです。
あなたも、お店が売りたい商品を選ばされているのかもしれません。
○消費者の行動プロセスAIDMAから、AISCEAS(アイシーズ)への変化
○「価格志向」から「価値志向」への変化により、個人店にこそチャンスがある
○ブランディングは第一印象から始まる
など、興味深い内容となっています。
読後、この本をオススメしたい友人の顔が何人か浮かびました。★4つです。
Posted by ブクログ
2011年9月上梓。飲食業界は更に厳しい状況となっているが個人店への回帰が見込まれ、お客様を同じ感動させるにも押し付け型や仕掛け型ではリピーターとなる感動は得られず、心と心を繋げて感動を共有する第三段階へ突入している。コンセプトを持って基本を守り、データーをしっかり取り忘れられない店になることが大事。
Posted by ブクログ
メニューに隠された様々な仕掛けが多彩な事例と共に紹介されています。
飲食業以外のビジネスマンでも参考にできるテクニックが多く紹介されていました
総務省のデータのよると、ここ10年間で、国民の目に触れる情報の量は10倍になったそうです。
また、パソコンやスマートフォンなどの普及により、
情報を消費者が記憶しなくなってきているそうです。
この大きな変化に対する対応策を上手く経営に取り入れ成功しているレストランの経営テクニックが
紹介されています
MENU 1
飲食業界の現状から、あなたのビジネスの展望が見えてくる
MENU 2
なぜレストランのメニューで3行目を選んでしまうのか?
MENU 3
繁盛している店はここまで考え抜いている
MENU 4
パーソナルブランディングが、あなたを、組織を、強くする
MENU 5
ヒトを感動させるヒトになる
・これからは、「エシカル」が成功のキーワード
・サービル3.0の時代
・ソーシャルメディアを使えば成功する?
・「価格」より「価値」にお客様の志向が変わった
・10人中1人だけが「すごくいい」と言ってくれるビジネス
など、レストランビジネスを事例に使っていますが
ビジネス全般で参考になるテクニックが紹介されています
個人的に興味深かったのは、全てが事例と具体的な数字で語られている点です
タイトルにもなっている「なぜレストランのメニューは3行目を選んでしまうのか?」というテーマに対しても
メニューを変えた結果、3ヶ月後の客数や売り上げの変化が数字として語られている点に
他の書籍にない説得力と面白みを感じました。
Posted by ブクログ
飲食業やサービス業のコンサルによる飲食店を成功に導くためのヒント集。目を引くキーワードが幾つも出てきて、時には矛盾してるんじゃないかと思われるものもあるが、著者の熱意は感じられる。店をやっている人が読んだら元気になれるかも。
Posted by ブクログ
タイトルにさほど意味はない。内容は数々の飲食店を成功に導いた著者が見出した「成功の方程式」=氏家式メソッドを説くものである。売り手よし、買い手よし、世間よしの三方よしがビジネスの基本。決して綺麗ごとではない。多くの実証体験が間違いないものであることを得心させてくれる。若年層が意外にエシカル(環境保全、社会貢献など倫理的事象にこだわっている)であること、個人経営の飲食店の7割が廃業に追い込まれている現代こそチャンスであること、価格より価値、オール3より一つの輝く5、売れないメニューを残す必然性など、新鮮な発見が随所にちりばめられている。飲食業のみならず全て業態に応用できる法則である。激しく実践の意欲をかきたててもらった。