あらすじ
ソラニアの婚約者は数々の功績と圧倒的な魔法の実力で天才と言われるテルネッド公爵。
物腰柔らかで老若男女から見惚れられる彼は、ソラニアにとって婚約者でもあり目標の人だ。
魔法の才能も容姿も人並みに生まれたソラニアは、彼に認められたいがために努力を重ね秀才と呼ばれるまでに成長する。
しかし、いくら追いかけても届かない背中を横目に、卒業式前夜、彼女はとある作戦を練るのであった…。
なぜそんな作戦を決行することになったのか?そして、作戦を決行したソラニアに待ち受ける未来とは――?
感情タグBEST3
憧れてるうちは良いけど、いざ隣に並び立つと劣等感に押しつぶされてつい卑屈になっちゃう気持ちすごくよく分かります!!
テルネッドはよくも悪くも素直で純粋な人。不器用で可愛らしい姿がとっても微笑ましかったです。
天才の彼に追いつこうとする、秀才のヒロインが、健気。
魔法は天才なのに、人の心の機微は全く分からないヒーロー。
なんか、ほわほわしてて、可愛い。
何処が悪いのかも、気が付かないヒーローが、ヒロイン無しでは生きられない位、溺愛してたって、素敵。
甘酸っぱ。
両片思いと言うには何ともはや。ヒーローは天才故の常識知らずだという設定ですが10年あの状態で後の方の5年は接触自体なく何故ヒロインが自分を好きでいてくれると思っていたのか?(イヤ好きでしたが)案の定婚約解消を言い出されてショックで魔力暴発‼️ヒロインに追い縋って脅迫紛いに元サヤに(人質は世界)
ヒロイン、まぁあの10年じゃあの結論になるよね、後の方の5年の状況作ったのヒーローだし、ヒロイン素直で真面目で努力家、その上ヒーローの元恋人にああいう煽られ方したら当然の思考かと、結果とち狂ったヒーローのガクブル物の愛の告白(脅迫)に世界の滅亡と重い愛を背負わされて頷く羽目に、愛しているからって良いのか⁉️
数ある両片思いの物語の中でも圧倒的に相互理解が足りない!(主にヒーローの非常識のせい)
でもほぼ恋愛シーンが無いのにキュンっとするんです。
あることに関して天才的な人は常識が壊滅的なのですね。侍従は何をしていたのか。学生時代のヒロインは不遇でしたね。ヒーローは言葉が足りなさすぎです。結局婚約破棄は言い逃げできていないし。でも、面白かったです。
あっという間に終わりました
すごく短くて読みやすかったです。まあ、ストーリーも後半、ずっとラブラブで安心して読めましたが、欲を言えば、1週間か十日間位、家出して、偽彼氏とか作ってヒーローを困らせて欲しかった。だって、常識ないはズルい手抜きの言い訳にしか思えません。ヒロインが苦しんだ分、ヒーローも苦しんで欲しかった。
ハッピーエンド
コミカライズの試し読みで続きが気になり購入しました。基本は主人公のヒロイン目線で進みます。その中で少しヒーロー目線が入ります。大きく分けて前半が卒業の日に婚約解消を切り出すまでのヒロインの葛藤。後半が卒業の日以降の二人という感じでした。
前半のヒロインの葛藤は切なくて本当に辛くて泣きそうなほどでした。ただ後半のヒーローの溺愛ぶりが切なさをふっとばしてくれました。ヒーローの天才が故の常識のなさが一番の原因ですがそれすら許せるヒーローでした。また嫌なキャラが一人もいないことも良かったです。
文章の殆どが内心。
んー、比較的綺麗な表紙絵と導入の文章のおかしくなさに食指が動いてポチったけど、
ページの半分程度まで主人公女子の一人称の内心の独白が続いてウンザリさせられた...。
如才ない、ハキハキ前向きヒロインの好きな人には向かないかな...。
アタマいい設定の主人公女子もその婚約者も、全然頭の良さを感じさせない言動行動だし。
(ついぞ一度もドカンとした行動もなかったし、動いてる範囲は家と学校くらいだし登場人物も
主人公格含めて3〜4人だし)
しかも、タイトルの『言い逃げ』、結局出来てないし。
ラノベとはいえノベルというなら、もう少し会話や状況設計で物語を作らないと。