【感想・ネタバレ】雪のなまえのレビュー

あらすじ

「夢の田舎暮らし」を求めて父が突然会社を辞めた。いじめにあい登校できなくなった小学五年生の雪乃は、父とともに曾祖父母が住む長野で暮らしを始める。仕事を諦めたくない母は東京に残ることになった。胸いっぱいに苦しさを抱えていても、雪乃は思いを吐き出すことができない。そんな雪乃の凍った心を溶かしてくれたのは、長野の大自然、地元の人々、同級生大輝との出会いだった――。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

いじめを受けていたという事実を知った両親が
それぞれに事実とどう向き合っていくのか
生活環境が変わった少女の気持ちの変化を描いたものです。

父親と娘が母親と離れて暮らすってフィクションだなぁと
思いましたが、読んでいるうちに共感できる気持ちもあったり。
あぁ、不器用なりの努力をしているんだと。
親に対する印象が最初は悪かったです。正直。
だけど、途中から可愛い存在になっていました。
母親が弱音を吐くシーンには心を揺さぶられました。
わざとらしくなくそういう細やかな人物像を描ける作者さんなんだと思います。

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2025年12月07日

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