あらすじ
孤独な高校生・高部ヒカル。彼女の体内に、宇宙より飛来した未知のプラズマ生命体「テンガイ」と「メイルシュトローム」が共生する。そのことが、地球規模の大異変の引き鉄となった。暴走を始める地球生命たち。友達を、家族を守るため、少女ヒカルが命をかける!!この星の未来を見届けろ!!
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Posted by ブクログ
タイトルのセンスありすぎる!
主人公の中に別の意識?人格?が入ってしまいソイツの闘いに無理矢理巻き込まれていく…というのはよくあるパターン。この時点でお別れエンドが確定。それはさて置き、2巻でいきなり目的のボス戦という急展開。で、倒しちゃう。そんでちょっと違うのがそのボスもなんと主人公の中に入っちゃう。チョーアツイ。ボスキャラと共闘展開もベタながら燃えるってのにまさかのね。
やや盛り上がりに欠けるかな、と。展開は本当に面白いのに。しかも4巻完結って…打ち切りなのか?そうだとしたら残念。各巻の表紙が好きだったりする。
Posted by ブクログ
本編後半・クライマックス。
解答は「一人にさせない」。「光の別れ」。
調節者にまでうっすら人間味が。あの鳥があんな大活躍かつ重要な役割を果たすとは。
とかいろいろ意外だったものの、お別れはあっさりと。万感の。
もう一度「一人にしないで」。
ある意味もう誰も「一人じゃない」世界、ということなのか。乗っ取る・乗っ取られる、ではなくて共生するうちにお互い変化するっていうのは、まだ難しいのでもうちょっと考えないとわからない。
Posted by ブクログ
急ぎ足ではあったけれど、ちゃんと最終回を迎えられてよかった。
正直もう少し日常なんかを丁寧に描いてもらって、全10巻程度のボリュームがほしかったってのはありますが、ダラダラ延ばしてダメになるよりはよかったのだと思うことにする。
久しぶりに良いSFを読めたので、満足。
Posted by ブクログ
はじめどうなることかと思ったけど、いい話だったと思う。
ヒカル、テンガイ、メイルシュトロームの三者共生はおもしろかった。
亜種がいることが、少しだけさびしくないための進化というのは、なんというか、暖かかった。
だらけず長引かず凝縮されてて、全体的におもしろかった。
「書店員さん絶賛」の帯がついててびっくりした。