【感想・ネタバレ】低俗霊狩り 其の二のレビュー

あらすじ

鬼才・奥瀬サキのオカルト・ホラー・コメディ『低俗霊狩り』第2巻。
後に『低俗霊DAYDREAM』『低俗霊MONOPHOBIA』(ともに角川書店刊)等のスピンオフ作品、続編である『流香魔魅の杞憂』へと繋がる同シリーズの原点!

動物霊や雑霊などの低級霊を専門に調伏する低級霊ハンター・流香魔魅は、なぜか一部から低俗霊ハンターと呼ばれていた。
手を付けようとすると決まって凶事が起こる、とある空き地の霊視を依頼された魔魅を待ち受けていたモノとは……長編「残像」、大事件へのプロローグ「流香魔魅の私生活」、そしてシリーズ最大長編「自動人形[前編]」を完全再製版して収録!!

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Posted by ブクログ

なっつかしい。
まだ十代の頃に読んで結構はまったのだが、結局自動人形後編は描かれずそのままだった。
別のエピソードが始まって低俗霊狩り自体は続いたものの、その頃には絵柄も話の内容も似て非なるものになっていた(3巻、完全版だと4巻の内容らしい)。
ここまでは覚えている。
その後完結したのは知っていたが、絵柄や話の描き方の変化、言っちゃ悪いが劣化もあって長い事放置していたが縁があって読んでみた。

完全版2巻は既存の2巻と内容ほぼ同じ。
当時のカットなど収録されているが中身は弄っているようには見えない。
今読み返すと作者の青臭さとか、ああこんな感じではったりかましまくっていたなとか懐かしくなってくる。
そしてこの結末はどうなる……というところで長い長い時間待たされることになったわけだが、さあ次でどう決着するかな。
この頃はまだ作者はいい意味で自惚れていたんだろうなあ。
自分の作品が好きだ、凄いだろ俺!という気概が嫌になるくらい伝わってくる。
今回は収録ないが当時の後描きも自画自賛の嵐だった。強がりかも知れないが。
若さとはこういうことか。
この後すっかりやさぐれてしまうわけだが。

0
2024年10月29日

Posted by ブクログ

この感想を書いているころには、もう3巻が発売されて、「自動人形」の続き、キターとか、叫んでいる予定だったのですが。

まだです。

く、来るよね。

まだ、連載中?

0
2014年05月30日

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