あらすじ
魔物の姫に会ったあの時、人生のすべてをかけて、彼らを救うと心に決めた――
ここは生物も住めぬ死の海に浮かぶ十八諸島。〈語り部〉たちが島々を巡り集めた物語を語り継ぐため、年に一度、冬至の晩に煌夜祭が開かれる。今年もまた人を喰らう恐ろしくも美しい魔物と人との誓いの物語の幕が上がる。
『レーエンデ国物語』で話題沸騰の著者の原点となるデビュー作に、外伝「遍歴(ピルグリム)」「夜半を過ぎて 煌夜祭前夜」を加えた決定版。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
とても良かった。伏線と諸々の疑問点をしっかり回収してくれるのが気持ちいい。けど、なかなかに複雑で場面場面でその人物の呼ばれ方や役割が変わるので理解するのが大変だった。また読み返すと違った見方ができるんだろうなぁ。
食べて記憶の継承とか円状になってる地形とかでなんとなく某巨人漫画っぽいなぁと思ってたけど作品自体は2006年のなんだね
Posted by ブクログ
それはどこか遠くの物語。
冬至の夜、語り部たちが集まり、どこかで起こったような話を語る。
最初はただの作り話。とある王の話。とある子どもの話。とある戦争の話。
語り部が変わりながら話が紡がれていく。
1つ、また1つ。しかしそれは徐々に現実味を帯びてくる。
その話の中で語られる人物は少しずつ入り混じっていく。
ただの作り話…いやそうではない。
これは複雑に絡み合う物語。この圧倒的な世界観を。
一気読み、二度読み必須。ぜひ世界に魅了されてください。
Posted by ブクログ
冬至の夜に始まる。語り部達の夜。
1話1話、語り部達が語る物語がすごく綺麗で、1話ずつでも凄いのに、話が繋がってしまった瞬間が本当に凄い。
話の中に含まれる語り部自身の物語も本当に綺麗で、彼らだから語られる物語は素晴らしいに尽きる。
一回読んで、もう一回読みたくなる。二週目行ってきます。