あらすじ
世界を恐怖に陥れた魔王に似ているほど醜男として扱われる国で、ひどい差別を受けてきた辺境伯・ディルミック、そんな男と純銀貨5枚で契約結婚をしたロディナ。
しかし前世の記憶があるロディナには、ディルミックがイケメンにしか見えず嫌悪することなく接していた。
自分を嫌悪せず接してくれるロディナにディルミックは心から惹かれだす。
時折満面の笑みも見せるようになり、一方でロディナにも彼を思う気持ちが芽生え、お互いへの信頼関係も築かれてきた。
そんなある日、2人は第三王子の結婚を祝うパーティーに参加することに。
国中の貴族が集まる会場で、醜男×平民カップルは注目の的で…!?
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ロディナとディルミックの心の隙間にお互いの存在が芽生え始めた頃を通り越し、、既に心の支えになりお互いの拠り所になるところまでに関係性か深まって…丁寧に表現されていて読んでいて切なくなります
ディルミックが仮面越しに泣いてしまうシーンは胸がキュウと締め付けられます、、あとディルミックがキスしていいかと問うシーンがですね
本当に切ないです
なかなかこんなにも心に響くシーンはお目にかかれませんね…
この作品に出会えた事に感謝しました
2人の国の慣わしなど読んでいても凄くすんなりと理解できてつまらなく思う事がないので、、ストーリーの流れが素晴らしいですね
ロディナがグラスを落としそうになるシーンは私もやっちゃったー!と自分の事のように焦りました
次巻の展開が、、2人が苦しい立場にならなければ…と心配です
ディルミックは、イケメンなのに、この国では迫害、忌諱する対象となっているのが切なすぎる。せっかく、ロディナという伴侶を得たのだから、彼女と末長く幸せになってほしい。美の基準がひっくり変える展開きませんかね。