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世界を恐怖に陥れた魔王に似ているほど醜男として扱われる国で、ひどい差別を受けてきた辺境伯・ディルミック、そんな男と純銀貨5枚で契約結婚をしたロディナ。
しかし前世の記憶があるロディナには、ディルミックがイケメンにしか見えず嫌悪することなく接していた。
自分を嫌悪せず接してくれるロディナにディルミックは心から惹かれだす。
時折満面の笑みも見せるようになり、一方でロディナにも彼を思う気持ちが芽生え、お互いへの信頼関係も築かれてきた。
そんなある日、2人は第三王子の結婚を祝うパーティーに参加することに。
国中の貴族が集まる会場で、醜男×平民カップルは注目の的で…!?
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Posted by ブクログ
1巻末でデルミックに頼まれた、グラベイン王国第3王子の婚約披露パーティーに出席する話がメイン。
いや、この国の貴族達の、デルミックに対する態度の酷いこと。でもそれが「教育された結果」であって、誰も疑問すら抱かないことを見せられると、何かザラリとしたものを感じる。ルッキズムなんて言葉で聞くと他人事だけど、デルミックやロディナに対するあからさまな嫌悪の目は、そのまま読んでいる自分の鏡像になる。あの目は自分の中にある。
デルミックは、金で買った女としか考えていなかったロディナが、自分のことをひとりの男性として対応してくれることに心を開いていく。
ロディナも憎からず思っている。が、何かと世話になる義叔母からは、「この国グラベインで、「魔王に瓜二つ」のデルミックへの好意を表そうものなら、「魔王肯定派」として糾弾されてしまう。」と諭される。誕生日を祝う手紙を書いて渡すことすら、「第三者には知られてはならない。絶対に」と言われる。
ある日、ロディナは田舎から出てきたばかりのメイドに「奥様は旦那様のことが好きなんですか?」と聞かれる。
さて、これに対して正しい答え方は?
ロディナとディルミックの心の隙間にお互いの存在が芽生え始めた頃を通り越し、、既に心の支えになりお互いの拠り所になるところまでに関係性か深まって…丁寧に表現されていて読んでいて切なくなります
ディルミックが仮面越しに泣いてしまうシーンは胸がキュウと締め付けられます、、あとディルミックがキスしていいかと問うシーンがですね
本当に切ないです
なかなかこんなにも心に響くシーンはお目にかかれませんね…
この作品に出会えた事に感謝しました
2人の国の慣わしなど読んでいても凄くすんなりと理解できてつまらなく思う事がないので、、ストーリーの流れが素晴らしいですね
ロディナがグラスを落としそうになるシーンは私もやっちゃったー!と自分の事のように焦りました
次巻の展開が、、2人が苦しい立場にならなければ…と心配です
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