【感想・ネタバレ】THINK BIGGER 「最高の発想」を生む方法:コロンビア大学ビジネススクール特別講義のレビュー

あらすじ

★発売即重版!
★ベストセラー『選択の科学』著者、13年ぶりの最新刊!

「発想する」とは、「選び抜く」こと。

Netflix、ピカソ、ガンディー、ポアンカレ、Amazon、Microsoft、コロナワクチン開発etc… 事業・社会・人生を劇的に好転させる「アイデア」には共通の「型」があった――。

経営思想界のノーベル賞「Thinkers50」に4度選出。ベストセラー『選択の科学』、NHK「コロンビア白熱教室」の世界的心理学者が10年かけて開発した、思考&課題解決メソッド、ついに日本上陸。圧倒的支持を受け開講中のコロンビア大学ビジネススクール超人気講義を、この1冊に集約!


「まさに革命の書だ」
――マイクロソフト会長兼CEO サティア・ナデラ

NewsPicksビジネスカンファレンス「START UP EVERYTIME」(2023年11月21日・22日)著者登壇決定!

・「ブレインストーミング」の効果は研究で否定されている
・「オフィス空間」を奇抜にしても創造性は上がらない
・「リラックス中」に浮かんだアイデアに価値はない
・アイデアの質は「脳内のピースの質」で決まる
・すべての思考は「記憶の行為」である
・「多すぎる選択肢」は百害あって一利なし
・「パクりの天才」ピカソに学べ
・ガンディーは「既存の戦術の組み合わせ」で平和を勝ち取った
・「選ぶ」「分解する」「探す」の3段階で課題解決せよ
・課題を「HOW?」で言い換えよ
・まず「小さな課題を1つ」解決せよ


目次
第1章 「Think Bigger」とは?
第2章 創造的な脳――「ブレインストーミング」で最高のアイデアは生まれない
第3章 ステップ1:課題を選ぶ――あなたの解決したい課題は何か?
第4章 ステップ2:課題を分解する――あなたの課題を構成する「サブ課題」は何か?
第5章 ステップ3:望みを比較する――おもな意思決定者は何を求め、望んでいるか?
第6章 ステップ4:箱の中と外を探す――「別領域」で過去にうまくいった解決策は何か?
第7章 ステップ5:選択マップ――戦術の「組み合わせ」を何度も試そう
第8章 ステップ6:第三の眼――あなたが見ているものは他人にも見えるだろうか?
参考文献
訳者あとがき

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Posted by ブクログ

ネタバレ

あらゆる種類の複雑な問題を解決するために、新しい選択肢を見出す手法を説明する本とのこと
課題を分解し、部分を解決し、調和するように組み合わせる
創造行為において常識とされつつあることを明確に否定していておもしろい

メモ
・発明とは、見抜き、選択すること。戦略的模倣
・イノベーションを目指すプロセスの構造。課題を明確かつ具体的に定義することから始まる。それから各部分を解決する既存の方法を探索する。そしてそれらの解決策を全体として調和して機能するように新しい方法で組み合わせる。
・think biggerのロードマップ
ステップ1課題を選ぶ 解決すべき課題を正しく選ぶ
ステップ2課題を分解する サブ課題を多くリストアップし5-7に絞り込む
ステップ3望みを比較する 3つの重要な当事者を特定し、解決策に何を望んでいるかを洗い出す
ステップ4箱の中と外を探す(業界内外など) 様々な分野業界過去の時代からすでにある解決策を探し、リストアップしていく
ステップ5選択マップ パズルのピースのようにいろんな方法で組み合わせ、ピッタリハマる組み合わせが見つかるまで繰り返す
 ステップ6第3の眼テスト アイデアを他人がどう見るか。アイデアを理解するために、他人があなたのアイデアの中に何を見るかを理解する
・大事なのは好奇心と粘り強さ
・創造性を最も促すのは無地の壁、
・多すぎる選択肢はやる気を削ぐ
・人間が把握できるのは7±2
・3つのツール
 選択マップ 課題、分解したサブ課題、サブ課題に対する戦術を選び組み合わせる
 全体像 当事者にどう感じてもらいたいかを書き出す
 第3の眼 アイデアを評価判断する
・課題を書き出す
  毎日の生活に起こる解決したい課題は?
   最も苛立たしく解決またれる課題は?
  関心のあるテーマや詳しく知りたいテーマは?
  一番大切にしていることは?食事?読書?
・意味があるほどには大きいが、解決できる程には小さい課題

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2024年07月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一通り読んだが、実践的な内容の本なので、次は紙とペンをもって手を動かしながらもう一度読み直したい。

発明とは有用な組み合わせを見抜いて選択すること、領域外に先行事例を探すことが重要である、複数人でアイデアを考える場合はいきなり集まってブレインストーミング等ではなく個人でじっくり考えた結果を持ち寄るのが大切、組み合わせを考える選択するプロセスにじっくり時間をかけること、といった点が心に残った。

様々な分野からイノベーションの事例を紹介しており、読み物としても面白かった。

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2024年03月28日

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