【感想・ネタバレ】雪の夜のあと 慶次郎縁側日記のレビュー

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Posted by ブクログ

慶次郎シリーズは全巻読んでましたが、一巻の一話と二話のあいだに幻のこの作品があったとは(*_*)

これで話しが繋がりました!
北原亞以子さんの時代小説好きなんですが、残念ながらお亡くなりになったんで…
こうやって復刊されて未発表の文庫が出るのは嬉しいです(^ ^)
すでに手元にない本なんだけど又最初から読みたくなってしまった。
慶次郎がホント素敵です‼︎

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2022年09月08日

Posted by ブクログ

このシリーズの中で最初に読んだのが、この作品。「縁側日記」という題名から、アームチェアディテクティブ(安楽椅子探偵)ものかと思っていたら、全然違った。年のわりに結構動き回るし、事件が解決した後も、何か心残りがあるような、なんとも言えない気持ちになった。

0
2022年08月26日

Posted by ブクログ

慶次郎シリーズ。
「その夜の雪」の後日談。慶次郎の一人娘を自死に追いやった男が名前と住まいを変えて暮らしている事を知った慶次郎。良からぬ企みをしている様だと探るが…。
幾人もの女にたかる暮らしぶりの男、頭ではわかっていても別れられない女、クズの様な父な振り回されて不幸になる娘、皆んな抗えない業のようなものに絡みつかれて、幸せをつかむことのできない様子が哀しくて辛い。読んでいて決して気持ちのいいものではないけど、人が生きていくってこういう事もあるのかなと思わせる。
切ない物語。

0
2022年08月07日

購入済み

う〜ん、これはちょっと…。

2023年11月読了。

「その夜の雪」の直後の物語として、連載当時執筆されており単行本化もされたのだが、著者自身から「もう少し手直ししたい…」的な言葉が有った為に、今まで文庫化されてこなかったのだそう。

かなりの意気込みで読み始めたのだが、ちょっと登場人物が多過ぎると言うか、人間関係が入り組んでいるので、感情移入がしにくかった点、人が増えた分「キャラクターの設定や書き込み」が足りなく感じられる点、慶次郎さんの物分りがやけに良過ぎて、その後の短編で見せる「若くして失った娘への想い」と、ちょっと繋がり難く感じられる点などが有り、著者自身が「手直ししたい」と感じていたのが理解できる、とっても残念な仕上がりだった。
もちろん、そこいら辺の《巻数だけを延ばすことだけが命みたいな》「ラノベみたいに薄〜い中身の時代小説」等から見れば、非常に完成度は高いと思うが、このシリーズ全体のレベルがもっと高いので、その分だけ損をしている感じだった。

それから「連作短編集」と「長編」は似て非なるものであって、途中で若干間延びしている印象に成っているのもマイナスポイントか・・・。

何れにしろ、「慶次郎…」シリーズを読んでいて、これだけは未読という方々にはお奨めするので、是非読んで確かめていただきたい作品。

#切ない #エモい #深い

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2023年11月22日

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