【感想・ネタバレ】とんびのレビュー

あらすじ

昭和三十七年、ヤスさんは生涯最高の喜びに包まれていた。愛妻の美佐子さんとのあいだに待望の長男アキラが誕生し、家族三人の幸せを噛みしめる日々。しかしその団らんは、突然の悲劇によって奪われてしまう──。アキラへの愛あまって、時に暴走し時に途方に暮れるヤスさん。我が子の幸せだけをひたむきに願い続けた不器用な父親の姿を通して、いつの世も変わることのない不滅の情を描く。魂ふるえる、父と息子の物語。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

やっさんへの愛おしい気持ちが止まらなくなる。
旭じゃなくてやっさんが兎に角愛おしい。
自分、不器用ですから、を自で行く男。
和尚さんの厳格だけど懐の広さというか、包み込む優しさというか文章から手に取るように伝わってきます。
旭が結婚決めた時も本当にカッコよかった。
すごく大好きな本です。

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2025年09月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

不器用な父親ヤスさんと息子のアキラの物語。今まで読んだ重松さんの作品が好きで選んだが、今回もとても良かった。妻の美佐子さんを失い、男手一つで悩みながらも息子の反抗期、受験、就職、結婚などの困難に向き合っていく。ヤスさんとアキラには多くの人が関わっていて、ヤスさんに人望があるのがよくわかる。だからこそアキラはまっすぐで優しい子に育ったのだと思う。

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2025年09月05日

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