あらすじ
柔弱な第三王子フレディの婚約者としても、父にないがしろにされる侯爵令嬢としても、幼い頃から苦労してきたリーファ。彼女が心安らげるのは、学園の男性教師ラーシュの手伝いをしながら穏やかに過ごす時くらいだった。そんなある日、リーファは父から義姉がフレディの子を身ごもったため婚約を解消して卒業後は修道院へ入るよう通達される。そのつもりでいたリーファだったが、ラーシュへもそのことを伝えると彼の態度が豹変! なんと学園内のカフェテリアでうたた寝をしていた最中、突然キスされ「俺のものになれ」と言われてしまう。しかも、ラーシュの正体は実は王弟という話で……!? ※電子版は単行本をもとに編集しています。
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匿名
リーファ可愛い!ラーシュかっこいい!!
動き始めたラーシュの行動力が頼もしい。
元婚約者の第三王子がろくでもないかと思いきや、環境がかわいそう過ぎた。
幸せになるべき人は幸せに、裁かれるべきものは処罰されて、ハッピーエンドです。
第三王子だけちょっとちょっと心に残りました。
いい話だった
第三王子の婚約者なのに婚約者には相手にされず、義姉には寝取られ…という本の宣伝粗筋から、ありがちな婚約破棄からはじまる溺愛婚を想像していたら、全く違う展開だった。
諸悪の根源が二人。
王妃と義姉。
どちらも似たようなクズ人間だったけど、最終的にリーファが幸せになって良かった。
ストーリーが複数人の視点から進行するのも飽きずに一気読みできた
む。
ヨシ!馬鹿な悪役が莫迦のままで、非常に宜しい!!
変に悪知恵が働く展開だと、ムカムカする事が多いので。
スッキリ爽やかな読後感でした。
最後スカッとそしてハッピー
様々な思惑を持った意地悪な人達が出てきますが、一途で強いヒーローがコテンパンに潰していき、ヒロインを守るという感じでめげずに読むことが出来ました。陛下もヒロインを守るお父さんみたいな感じで少しホッとしました。いや〜最後らへんの子供たちの話もびっくりしたけど、お似合いで微笑ましかったです!
匿名
勧善懲悪です
悪者はしっかり痛い目に合うし、伏線もしっかり回収されて、読後はスッキリ爽快です。実は王弟って大好きな設定です。よくある設定なのに新鮮な感じがするのは悪者たちが突き抜けてワルだからでしょうか。あっという間に読み終えてしまったので、いろいろ答え合わせしながらもう一回熟読しようと思います。
ラスト1行に一瞬冷や汗
初めて読む作家さんでしたが、けっこうボリュームもあっていろんな展開があり、最後はスカッとする終わりでよかったです。
ただ、ラスト1行には「え、夢じゃないよね?」とヒヤリとしました。ラスト2行で今までのほこほこ感がザーッと消えそうになるインパクト。
それくらいの不遇ぶりのヒロインでした。
ファンタジーなのだけど、わりと地道に調べたりするのが好ましいなと思いました。
魔法で人の記憶をレシートみたいにザーッと出せたら便利なのに。
人間の尊厳についても考えさせられました。
おもしろかったです。
匿名
題名って難しい
家族にも婚約者にも見放され虐げられてきた侯爵令嬢が幸せになるお話です。なんか、題名から受ける感じが違うように思うのは私だけですかね。
お話としては、王道ですが、ヒロインを取り巻く環境のあまりのクズっぷりに笑えるというか。問題のある人間は総じて親の躾が厳しかったとありましたが、元々がクズだったから人間にしようとして厳しくしていたのかと思ってしまいました。
匿名
真面目なヒロイン
義姉の策略で婚約破棄され、益々虐げられて行くヒロイン。学園で見守ってくれた人が真のヒーローで。このヒーローのお陰で、幸せになれてよかったです。
匿名
不遇ヒロインより不遇な人が
不遇ヒロインものだが
話が進むにつれて、(衣食住こそ安泰なのものの)
不遇ヒロインより不遇な人が出てくる。
その人たちのその後は、僅かに触れられただけ。
ハッピーエンドではあるが少し残念な気持ちが残る。
スパダリ
第3王子の婚約者であるヒロイン。しかし政略結婚のため二人の仲は冷めています。そんなある日、義姉が自身の婚約者との子供を妊娠したと言い出します。お陰でヒロインは婚約破棄され修道院へとなりますが、そこを救ったのが王弟であるヒーローでした。変装しヒロインの学校の先生として関わりがあった二人ですがお互いに惹かれ合う仲。婚約者となってからは甘かったです。ヒーローがスパダリすぎて一人で輝いていました。王妃の陰謀やらヒロインの側妃問題などあっさりと解決し、無事にヒロインと結婚。子供たちのお話も可愛らしかったです。ただ元ヒロインの婚約者の第3王子だけが可哀想でした。