【感想・ネタバレ】「人生が充実する」時間のつかい方 UCLAのMBA教授が教える“いつも時間に追われる自分”をやめるメソッドのレビュー

あらすじ

・WSJベストセラー入り!
・米Amazonの2022年ベストブック入り!
・FT、フォーブス、ワシントンポストで必読書として紹介
・アダム・グラント(『GIVE & TAKE』)、アンジェラ・ダックワース(『GRIT』)、ケイティ・ミルクマン(『自分を変える方法』)が推薦!

常に、ありとあらゆるタスクに追われ、「やりたいことをやる時間がない!」と嘆いている私たち。
そんな「時間貧乏」から脱出するため、本書が紹介する14点のエクササイズに取り組み、「最適」な時間のつかい方を設計しよう。

やることを減らしても、時間は増えない。
時間をつくるには、時間をつかおう!

1週間を自分の「カンバス」に描き、モザイクのようにタスクを組み合わせることで、楽しいタスクはもっと楽しくなり、楽しくないタスクもちゃんとこなせるように。
行動科学や心理学の研究や実験から得られた知見をもとに、UCLAのMBA生を夢中にさせたメソッドをご紹介する。
「時短」術やライフハックだけにとどまらない、「人生が充実する」時間術!

〈目次〉
第1章 私たちはみな時間貧乏―最適な可処分時間を考える
第2章 時間をつかうことで、増やす―時間的余裕を感じる方法
第3章 幸せな時間、幸せでない時間―最も賢明な時間のつかい方
第4章 やりたくないことを楽しくやる―やる気を高める方法
第5章 幸せな時間をもっと幸せにする―喜びを常に更新する方法
第6章 先のことより「今」に集中する―幸福度を上げ、成果を出す
第7章 時間を費やすべき大切なことは何か?―取捨選択する方法
第8章 カンバスに、1週間を描いてみる―スケジュールの最適化
第9章 人生全体を俯瞰してみる―長い目で見ることの効用

〈エクササイズ一覧〉
・体を動かすエクササイズ
・無作為に親切にするエクササイズ
・時間記録エクササイズ パート(1)
・時間記録エクササイズ パート(2)
・時間記録エクササイズ パート(3)
・睡眠エクササイズ
・五つの「なぜ」エクササイズ
・残り時間算出エクササイズ
・五感をつかった瞑想法
・デジタル・デトックス・エクササイズ
・喜びに満ちた活動エクササイズ
・追悼文エクササイズ
・憧れの年長者から学ぶエクササイズ
・感謝の手紙エクササイズ

※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。
※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

・毎日自分の時間を2~5時間確保する
・時間貧乏は、不健康になり、親切でなくなり、自信がなくなり、幸福感が下がる
・運動は健康的になるだけでなく、自己肯定感を高め、気分を高める直接的な効果もある

・最も幸せな時間のつかい方は概して、家族や友達との交流、自然の中で過ごすこと
・最も幸せでない時間のつかい方は概して、通勤、家事、労働
・通勤や家事は、楽しい活動(オーディオブックを聞いたり、読書をする)と抱き合わせることで、楽しい時間にできる

・快楽順応により、幸せなことにも慣れてしまう
人生の喜びを味わい続けるには
├ 自分に残された時間は貴重だと認識する
├ 大好きなことを(大好きな人と一緒に)あと何回できるか数える
├ ルーティーンになっている活動を、特別な儀式に変える
└ 毎日、毎週の活動にバラエティを持たせる(毎週新しいことに挑戦するチャレンジデイを作るなど)

・注意力が散漫になると、今という瞬間の幸福度が下がる
・バカンスの時間を取ると幸せが高まり、創造性や職場でのパフォーマンスも高まる
・終末をバカンスのように過ごすだけでも、幸せが高まる
・スマホがただそこにあるだけで、注意力は散漫になる。より幸せなひとときを過ごすには、スマオをしまうこと

・人生全体の満足度を上げる唯一にして最大の予測因子は、自分を支えてくれる強力な人間関係(家族や家族のように感じる友達)があることである
・「した後悔」はひどい結果になりがちであるため、すぐに対処でき、長引かない
・「しなかった後悔」はいつまでも引きずり、人生最大の後悔となる

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2025年07月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

具体的な実施事項に目新しいものがあり面白かった。

たとえば、「時間の記録」である。
起きている時間を30分ごとに区切り、(1) 何をしたか、(2) どう感じたかの10段階評価(1=全く幸せじゃない、10=非常に幸せ) を記載。ざっくりと「仕事」や「家族とすごす」ではなく、「メール返信」「プレゼン資料作り」「社内会議」「配偶者とゲーム」など具体的に書く。「幸せ」にはポジティブな感情全てであり、たとえば夢中になれること、人とのつながり、意義、達成感も含まれる。そして、幸せな時間と幸せでない時間それぞれの共通項を特定する。
ちなみに、楽しくて意義があるものは幸福、いずれか一方だと普通、両方ないと幸せでない、といえるらしい。

また、「引き受けすぎる」ことに対しても指摘があった。つまり、
「もしそのリクエストが今日だったとしても受ける、と思えるものだけに「イエス」も答える」

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2025年11月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【内容】
■メッセージ
・時間貧乏を抜け出して、時間的な余裕を感じられるようになろう!幸せを感じるから。
・可処分時間は2~5時間/1日にしよう!それ以外だと幸せを感じなくなるっぽいから。
・幸せを感じる行動の整理には、楽しさ×有意義さの2軸がおススメ。
・幸せを感じない活動(楽しくない×有意義でない)は、外注して減らすか、幸せを感じる活動と抱き合わせるべし。例えば、部屋の掃除が嫌なら、友達とCallしながらやろう。通勤が苦痛なら、読書の時間に当てるとか。

■用語
時間貧乏・・・やることが多すぎるのにそれをこなす時間が足りないという感覚。


【所感】
■読む前に期待したこと
・忙しい中でも余裕を感じられるようになりたい。
■結果
・余裕を感じるためには、自信を高めること。やりたいと思ったことはすべてこなせるという感覚を高めること。
・本書からは3点のおススメ行動がわかった。①体を動かす②人に親切にすること③畏敬の念を味わう
■気づき
眠かったり忙しかったりする時の自分が苦手。人に気を払わなくなるから。忙しいから親切にしないのではなく、親切にすることで余裕を感じるという考え方をすると健全なのかも。

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2024年10月07日

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