【感想・ネタバレ】夜の金糸雀 おくり絵師のレビュー

あらすじ

師匠・歌川国藤のもと、住み込みで修業を続ける絵師見習いのおふゆ。亡き人と遺された人への想いを込めて描く「死絵」に心惹かれながら、日々絵の鍛錬に励んでいた。そんなある日、地本問屋・佐野屋に絵を届けに行ったおふゆは、店主の喜兵衛からお栄という絵師が描いた絵を見せてもらう。まるで本物のようなその絵に圧倒され、お栄に学びたいと強く思い始めるが……。蟠った父子の縁、愛する人との無情な別れ、そして自身が進むべき絵師としての道。人生の哀歓が濃やかに描かれる、第十三回日本歴史時代作家協会賞文庫書き下ろし新人賞を受賞した、続々重版の大好評シリーズ、第三巻。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

シリーズ3冊目。

初しぐれ
夜の金糸雀
大地燃ゆ

兄弟子の国銀に縁談が来る。実家は日本橋の薬種問屋だという。おふゆ、応偽栄女と出会う。そして江戸の大地震。

おふゆがお栄と出会ったのがトピック。読むうちにだんだん目が離せなくなってしまった。これからまだ続きそう。
200頁くらいのボリュームなのだが、おぼえのために書いたあらすじは、内容を絞って本筋だけを書いたつもりなのに、結構長くて手間取った。それだけエピソードや伏線があり、構成が緻密ということだと思う。良い小説にあるあるの裏作業。

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2025年04月04日

Posted by ブクログ

大好きなシリーズの第3弾で、読み終わった後優しい気持ちになりましたし、おふゆちゃんのひたむきな姿に勇気をもらいました。

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2025年01月20日

Posted by ブクログ

絵師の修行中のお冬が経験する様々な出来事を描いた作品。おくり絵師シリーズ三弾。
死んだ人の姿絵「死絵」に魅せられ何度か描いてきたお冬。今作では兄弟子の父の死絵を描く。
また偶然知り合った葛飾北斎の娘お栄にの描く絵に魅せられ、絵を教わりたいと願い出る。
その作品や技は今まで見てきたものとは違う心惹かれるものがあった。
そんな生活を送っていたある日、大きな地震が江戸の町を襲う。住んでいた師匠の家、町並みなどが燃えたり倒壊したりして一夜で大打撃を受ける。
これからどうやって立ち直って行くのか、気になる。

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2025年11月16日

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