感情タグBEST3
両片思いのジレジレ展開がとても心地よい。二人の人柄がまっすぐだからだろうか。
願うことなどせず、己の手で掴み取る。
ヒーローの確固たる意思と、慈愛に満ちたどこまでも清らかなヒロインの心根。
ゼノ様の正体や関係性も含め、素敵な物語でした。
ゼノさまが意外すぎる
初めて読んだ作家さんだと思いますが、大変おもしろかったです。
聖女ってわりとちやほやされる生きものな気がするけど、この作品の聖女さまは搾取されながらもその立場を自分で選び続けるという賢くも切ない恋をしている女性。
余命が1週間というときに好きなことをしようと街に降りてというか王宮を追い出されて保護してくれたのが初恋の騎士というのもできすぎ感はあるけど、騎士の方もずっと恋していたと思うともうグッジョブ以外に言葉なしでした。
色々と切ない思いは交錯しつつ、ひとつもゴールに向かって邁進するカーティスはカッコよかったし、あれよあれよと流されつつもカーティスを信じるエステルも魅力的でした。
ただゼノさまの正体が意外すぎて終盤びっくりしました。
悪くはないのだけどとにかくびっくり。最終盤の彼のありようが小気味良くてよかったです。
いいですねぇ〜
最初の方のすれ違いがもどかしい…。二人共両思いなのに、お互いを思っての行動が逆に仇となり離れ離れになってしまいます。でも、途中からは甘くなり更に甘くなり、最後は甘々でした(笑)お互いの思いが通じ合ったらそこには、いつしかお互いに出来ていた壁もなくなりラブラブな二人になってました。しっかりと、やる事もやってましたし(笑)この先、ずっとラブラブで幸せな家庭と国を作っていって欲しいです。