あらすじ
日本橋本石町の薬種問屋・山口屋の手代が殺された。清七という色男で、女癖が悪かったらしい。金は盗られず、正面から一太刀で斬られているので武士の仕業か。読売は「辻斬り」と騒いでいる。隠密同心の要が捜査に乗り出し、清七が悪質な金貸しをやっていたことがわかる。そして、妻の月が殺し屋であることを知らない要は、捜査への協力を依頼する。顔が広まってしまうことを心配しながらも、麦湯売りに扮して情報収集をする月。だが、月には別の「殺しの指令」が……。
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殺し屋としては、凄腕なのに、それ以外は、ちょっと抜けていて、世俗に疎く、自分に自信が持てない。料理が下手で、酒が弱くて、夫にメロメロで、そういう月さんが、可愛らしい。